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事業承継の相談を受けて気づいた、親子の葛藤と経営者の務め

事業継承

M&A関係の企業提携仲介会社から毎日のようにDMや電話がある

それだけ後継者難も多いということか

印刷会社の後継社長として自身が実践してきたことを地道に発信


さて、事業継承を決意した方からこんなメールが

事業継承以前に親子の問題が大きく立ち塞がり前進を阻まれている苦境が続いています。

ご面会の機会をいただけないでしょうか。

きっかけは下記の本。

「王道経営」No.30に弊社の取り組みが紹介されました - 株式会社マルワ
王道経営の教育談議に「地道な社員教育によって「自燃性社員」を育て環境対応の先進企業となる」と題して、マルワの取

家人が登壇したのがきっかけで、主催者から取材の連絡が

 

その取材記事が先の冊子に掲載された方が一読されての連絡である

 

もちろん面識は全くないけど、偶然にも同じ市内の会社だった

 

親子の問題がどれだけ立ちはだかっているか?

どのように苦労しているのか計り知れない

 

こういったケースは周りにもある

 

自分の知人にも親の後を継いだものの

主力となるサービスを先代が手放さず

結局メイン事業を廃業してしまった 😥

 

という人もいる

 

経営者の最後の仕事は事業継承

 

弊社ば幸い次世代が入社してくれたおかげもあり

ただいまその準備の真っ最中。

 

どんな思いで継承をしているかは

先に紹介した記事にうまくまとめられている

 

振り返ってみると先代はあまり口出された記憶がない

 

本当は細かな部分であれこれと言われていたはずだ

 

それを思い出せないほど、

振り返ってみると大したことではないのかもしれない

 

それでは自分はどうだろうか?

受け取り手はそうではないだろうが

口出しをしないように心掛けてはいる

 

おそらくこれは先々振り返った時にしか分からない

 

ただ一つだけ言えることがある

 

今まで経営できたのは、先代が時代に沿った経営をしてきたからである

 

一方その経営は時代と共に変化していく

 

その経験がこれからも通用するとは限らないと頭に入れておくことである

 

最近努めていることがある

 

相談事はまずは次世代に、その後次世代が社長に挙げる

と社員に伝えている

 

理由は経営者側でいうことが違うと混乱するからだ

 

さて冒頭の相談は何だろうか…。

 

まずはひたすら聞くと

相談している間に相談者に解決策が浮かぶかもしれない…

 

それが一番いいので‥‥。

 

また相談を聞きながら自身にも問いかけてみる

貴重な時間だ。

 

ところで自身の経営観や歩みは冒頭の記事を読んでいただければ分かる

 

これが実によく書けている…。

 

僕の思った通りのことを書いてくれたので。

ご一読を。


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