就活でFace bookがいよいよ活用されるようになってきたといいます。企業は求人の情報をFacebookページを使って発信するようになり、いよいよ就活にもソーシャルメディアが当たり前のツールとなってきたようです。
学生が多くの情報を掴む事ができるようになった一方で、企業も同様に活用しているといいます。それは個人のプロフィール。ご存じのようにFace book は、写真入りで個人の登録をすることで活用がスタートします。そこには学歴をはじめ、個人の考え方、そして友達の数まで表示されます。
新卒採用を経験された方はお分かりかと思いますが、最近の学生は大学でキャリアカウンセリングを受けているからでしょうか、面接の受け答えなど実にそつなくこなします。リクルートスーツに身を包んだ彼らを区別していくのは正直至難の技です。
当社でも求人を絞っていく過程で私服を着て面接を受けてもらうことがありますが、それでもなかなか本人の人となりは見破れません。本人の普段の行動や意見というものまで正確に掴むことに限界があります。
そうした事を掴む一環としてFacebookのウォールが参考になるそうです。確かに面接時にマイナスだったイメージもウォールの書き込みを読むことで別の面を知ることが可能です。友達とのやり取りもそして友達の数からも社交性やコミュニケーション能力を知ることだってできます。
いやはや大変な時代となりました。全て完璧に武装しないと就活に勝てない・・・そんな時代でしょうか。いまに就活の指導にFacebookの使い方も出てくるかもしれません。学内の全ての知り合いに友達リクエストをして数を増やし、あたかもコミュニケーションがあるような書き込みを続けているとしたら・・・どこまで本当かわからなくなってしまいます。
コミュニケーションを目的としたSNSが自身の就活を勝ち取るためのツールとして使われるとしたらいまに本当の自分を見失ってしまうよう危険を感じます。
どれだけデータがそろっていても最後は「エイヤッ!!」の思い切りですね。そして何よりも就活はゴールではありません。社会人として育つ、育てる事が重要だという事を忘れてはいけません。
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