先日の土曜日天白区政50周年式典に出席。
天白区は今から50年前の1975年(昭和50年)2月1日に昭和区から分離独立
当時の人口は約8万人、今はその倍の16万人に発展
地下鉄も通り大学などの文京地区でもあり
緑の多い自然豊かな場所
自社も天白区にあるが公園も多く
会社の前にも大きな公園がある
子供たちを育てるには最適な場所に発展した
一方で飯田街道が通る歴史の要衝
ちなみに会社のある平針は
徳川家康が名古屋城築城の際に置かれた
平針宿が始まりと言われている
さて冒頭の写真は平針木遣やり音頭。
名古屋城築城の際に、
調子を合わせ、威勢を高める目的で謳われたものだと伝わっている
当日はこの木遣りが披露。
デジタルアーカイブという言葉がある
重要文書や文化資源などの情報を
デジタルデータで保存管理することを指す
当然この中には映像も含まれる
ただこうしたリアルな伝承はデジタルには及ばない
リアルな声や息遣いに接して初めて伝わる
それだけにこうして関わっている方のご努力には頭が下がる思いだ
さて先ほどのデジタルアーカイブ。
実は多くの紙媒体の書類をデジタルで残す動きがある。
現にマルワでもこうした依頼がありスキャニングをしたり
データ入力をしたり
記録として保存していくものはこれで良いと思っている
ただ歴史をなぞる際に必要な質感は
アナログには叶わない
デジタル化で紙媒体の印刷需要が減っている
これからの我々印刷業は質感や装丁といった手触り感など
物質的なものに生き残る道があるのではないか
実はこの式典で講演された藤原和博さん
リクルートから公立中学校の校長に転身され話題になった方が
こんな話をされた。
これからのキーワードは希少性だと
希少性とは
欲しいと思う人に対して少ない量しか社会にない状態や
手に入りにくい状態
マルワは二酸化炭素ゼロ印刷や
情報保障のメディア・ユニバーサルデザインに取り組んでいる
これらをうまく使っていただくことが
希少性につながるのでは…。
デジタルだけではない印刷物のひとつのコンセプト
まだまだお役立ちの引き出しはある
コメント
デジタルデータを保存するには「電力」が必要になるので
いざとなったら紙媒体に残すのは有効ですヨ❗
マルワさんが生み出す〝希少性〟のある仕事も
アナログによる価値と表現できますネ☆彡
コメントありがとうございます。震災時には新聞が役立ったといいます。紙だからできること…発信に努めたいと思います。