年を重ねてきたからこそ感謝を忘れることなく
欲をかかないことだ。
印刷会社の後継社長として自身が実践してきたことを地道に発信
今から35年前に教師を退職して丸和印刷に入社したのが平成元年
その時にスタートしたのが当時の中小企業事業団
今の中小企業基盤整備機構が運営していた中小企業大学校瀬戸校
教員の世界しか知らなかったこともあるが
瀬戸校が初年度の試験運用で月に一度のカリキュラム
そんな理由もあり毎月通っていた。
財務研修に出ても全く分からず
建築用のソフトであるCADの演習も???
しかし全くわからなくても一週間缶詰だと
不思議なものですなんとなくぼんやりと理解できるものもあり
視野が広がった。
でもそれはあくまで受講内容のこと。
自身が毎月通うことを後押しできたのは人との出会い
先生の世界しか知らなかった自分にとって
民間の経営者や管理者の方との時間は新鮮
そしてその時の出会いが今の自身を作っている
以前のブログにも書いたが
その中でも特に銀行系の広告代理店の役員の方の影響は大きい
今は退職され関西の方に戻られており
年賀状のやり取りが続いている
関西の出張の予定があるので、お会いできないか連絡した
早速電話をいただいたが
81才となられても昔と声は全く変わらない
今回の受章をたいそう喜んでくれた。そして
そろそろ代替わりですか?
同じような時期にお父さんから私に相談がありました
そんな年齢ですねぇ。
と。
大丈夫です。あなたの姿を見ていますから
この後押しの言葉は、自身が悩みを相談した際もよく聞いた言葉である。
これがなんとも耳聞こえがいいのだ。
厳しい業界の中でお客様にも恵まれ
会社を支える社員にも恵まれつくづく自分は運がいい
この運は多くの出会いがありたくさんの人の支えと応援があってのこと
老子の教えに
足るを知るという言葉がある
これは物質的な言葉だけを指すだけでなく
自分の置かれた立場にも感謝する心の豊かさも指すという
重ねた経験がかえって邪魔する年齢でもある
だからこそこの言葉をこれからはより大事にしていきたい
そして出会いはいつも必然的であることも
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