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伝えたい思いがひしひしと伝わっても伝わらない理由とは

伝える

人は感心があること、興味があることに耳を傾け

こうしたことを満たして初めて伝わったことなる

 

当たり前のことでありながら、いざとなると一方通行になる…。

 

印刷会社の後継社長として自身が実践してきたことを地道に発信


先日ある講演会に講師として呼ばれた

 

企業の事例発表が二部構成であり

その合間に自身の講演をさせてもらった。

 

当然持ち時間を事前に伝えられての発表

 

ところが発表資料を見ると明らかに時間内には収まらない枚数

中には動画を差し込む団体も

 

案の定時間が大幅にオーバーし予定していたメニューをこなせず終了 🙁

 

さて、時間を超過したからダメという話ではない

 

伝えたいという思いは伝わるが

残念だが伝わらなかったのである

 

原因は聞く方も時間が過ぎていることに気付いていたこと

聞く側は時間の超過に関心が移るので話が入ってこない

 

もう一つは伝えたいことを伝えているから

なんとも妙な表現だが、聞く側になるとこれがわかる

 

あれも伝えたい、これも話したい

伝える側が熱心なほどこのゾーンに入る

 

ところがあれもこれもと話されるほど内容が総花になる

 

大事なのは相手がどんな事に関心を持ってくれるか
どんな内容なら記憶に残るのか そして聞く人にとって価値があるのか

を伝える事が大事

 

これははマーケティングの基本でもある

 

ちなみに僕の内容は企業として

如何にSDGsの活動を根付かせているか?

 

前半は自社の取り組みの様子がわかる写真をたくさん見せて

メッセージを一行入れただけのシンプルなシート

 

ミッションとなるのは後半の社員との関り

●主体的な社員をつくっていくための普段からの動機づけ

●社風づくりに大切にしていること

これらに時間を割いた。

してメッセージはたった一つ

同じ時間に 同じ場所で 同じことをする

実は情報保障のメディア・ユニバーサルデザインや

BCPの事例発表の依頼でも心がけていること

 

どうやったらお客様に使ってもらえるのか
使うことでどんなメリットがあり 持ち帰るおみやげはあるか

人は感心があること、興味があることに耳を傾け

こうしたことを満たして初めて伝わったことなる

 

熱い思いを語るのであれば少ない言葉に絞り

どーんとビジュアルを見せて端的にメッセージ

 

ちなみに発表を聞いたファシリテーターは以下のコメントを発していた

使ってください 助けてくださいの一方通行では届きません

やはり分かっていますね。

 

営業活動でも日々の発信でも気をつけなけければ

と改めて感じたコメントでした。


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