URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

情報保障の新たなステージへ:音声コードが繋ぐすべての人への配慮

BCP
誰ひとり取り残さないというメッセージのSDGs
このキーワードは情報保障にも当てはまります。
今日は情報保障を音声で補うお話。
社長として、中小企業のオーナー経営者としての思いを日々更新中

誰でも平等な情報を平等に入手できる仕組みや配慮を

情報保障といいます。

 

マルワはこの考えの一つである

メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の取り組みを15年以上続いています。

NPO法人 メディア・ユニバーサル・デザイン協会
メディア・ユニバーサル・デザイン協会は、高齢者、障がい者、色覚障がい者など、誰もが使いやすく、見やすいメディアを提供し、メディアのエキスパートとしてより良い社会づくりに貢献したいと考えています。メディア・ユニバーサルデザイン教育検定を実施し、メディア・ユニバーサルデザインについての理解を深める活動のほか、各種セミナーを...

社内には

〇全社員が印刷物やwebサイトで

情報保障に配慮をした提案をできるMUDアドバイザー

 

〇実際の制作物において制作理論とテクニックを持つMUDディレクター

がいます。

 

現在県の行政のユニバーサルデザインガイドブックの

改訂のお手伝いをしています。

さて、このガイドブックは視覚情報というサブタイトルが付いています。

 

視覚情報というと目に見える方への配慮となりがちです。

 

しかし世の中には

〇矯正視力を試みても視力が十分に出ない弱視と言われる人

〇生まれながらや病気で全盲になっている人

などがいます。

 

こうした人たちにとっての情報収集は耳からになります。

 

下記のマークをご存知でしょうか?

視覚障害者や高齢者、外国人などに対して

印刷物の内容を直接読むことが難しい方々に情報を提供できる音声コードです。

 

情報が特定の人だけではなく

全ての人に届くことを実現できることを目的としているのです。

 

自治体のハザードマップや観光案内

そして教育関係の教材に組み込まれています。

 

以前はSPコードといって専用の機器を使って読み取っていました。

 

今はアプリなどから無料でダウンロードができます。

 

一方でこうしたコードの制作はライセンスを取得することになります。

 

弊社では今まで

〇自治体が発行する計画書のパンフレット

〇福祉関係の告知パンフレット

などの制作でこの音声コードを付けてきました。

 

実は一昨年あたりからこの音声コードを印刷物に付ける依頼が多くなりました。

 

それだけ情報保障に対する要請が高くなったと捉えています。

 

印刷物の紙面を音声だけで届けていくには

印刷にある情報とは表現を変えた内容が必要となります。

 

〇インバウンドなどの観光でのサービス

〇ハザードマップをはじめとする防災関係

〇行政やサービス業が発信しなくてはいけない情報発信

 

スマホが当たり前に普及している今だからこそ

このUni-Voiceも付加価値として大きなアイテムになるかと思います。

 

こうして能登半島地震の被災された方へXde投稿されています。

x.com

 

誰ひとり取り残さない

という理念のSDGsへの関わりが必須ですから


コメント

タイトルとURLをコピーしました