今年の大河ドラマべらぼうご覧なりましたか?
横浜流星演じる蔦谷重三郎が、出版を通じて文化を広める様を描くテーマ
喜多川歌麿や滝沢馬琴などの著名な作家や画家を支援するという内容です。
第一回を見たのですが、今までの大河とは違い
渡辺謙演じる田沼意次は知っていても
歴史上の誰もが知っている人物ではない題材
SNSがない時代に如何に情報を発信しブランディングしていくか
まさにマーケティングの世界を描く
今年の大河は楽しみでもあります。
蔦谷重三郎ですが、TSUTAYAとは何も関係ないそうです。
創業者である増田宗昭氏が
蔦谷重三郎のように文化や知識を広める役割をしたいと付けた名前
それがTSUTAYAの由来です。
ちゃんとキャンペーンしていました。
さて、マルワの由来は
創業時は丸和印刷紙業という個人事業主でした。
僕が生まれた年1958年が創業のようですが
どうやらこれも怪しいい 🙁
なにせ昔の写真や記録はほとんど残っていません。
明確な創業さえ聞いたことはありません。
お客様の記念誌や記録集は携わっても自社のものはない
印刷会社アルアルかも… 😥
法人になったのが1968年、株式会社丸和印刷となったのです。
鳥原印刷ではなく丸和印刷につけた理由を
生前の先代に聞いたことがあります。
みんなで仲良くやりたい、そんな意味を込めた
と言っていました。
とはいえ、実際は昭和の町工場の会社。
社員の出入りが激しく、引き抜きにあったり
売り上げを持ち逃げされたり
そんな訳で、日曜日の夕飯時は会社のことで
経理を預かる母親と結構な言い合いをしていました。
これが継ぎたくないと思っていた最大の理由です。
自身が入社しても相変わらずの出入りは絶えず、
理想とした付けた丸和の屋号にはなかなか届きません。
2007年に自身が考えた経営理念
このころから落ち着いてきたような気がします。
改めてこうした歴史を振り返ると
いかに経営理念が大事かが分かります。
この言葉の通り社員が主体となった会社づくりのお陰で
ようやく先代の思いが実現してきたのかなと。
そんな話を先日の朝礼で社員に話をさせていただきました。
今の会社があるのはその時々に関わった多くの社員のお陰
だからこそ自社の歴史をここで振り返っては如何でしょうか。
先に書いたように先代はほとんど記録を残していません。
自身が努めて社員との集合写真を撮りたがるのは
後々にその足跡、特にかかわった人に足跡を残したいからです。
新年5日の恒例の熱田神宮での写真↓↓↓↓
なにせ創業の年代自体が既にあやふやなので…
経営理念はビジョンに向かう大事な原動力
昨年秋田銀行「あきた未来塾」で経営理念の講義をしました。
ご興味のある方遠慮なくお問合せくださいませ。
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