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ホウレンソウ

ホウレンソウ…報告・連絡・相談の頭を取ってできた単語、ビジネスの世界では当たり前の言葉です。先日「報連相」のコンサルタントとして活躍している滝沢道幸さんの話を聞く機会がありました。
仕事をしていくうえでコミュニケーションの大切さが指摘されます。そしてコミュニケーションの具現化したものが報連相…ところが実際にはいくらコミュニケーションと叫んでも実際の業務の中ではこのコミュニケーション不足によるミス・クレームが多い事を実感します。わかってはいるけど「ひと声」がなかったという説明は日常茶飯事。どうして…と思っていましたが、この講義で少し謎が解けたような気がします。
報告とは「強制」を伴うものであり「上下の関係」、そして連絡、相談は「自発的」なものであり「水平の関係」という解釈です。この上下水平のバランスがコミュニケーションを円滑にしていくものだという説明です。確かに報告や連絡という「形」での表現ですと「○○ねばならない」という感情になってしまいます。強制と自発の方がなんとなくしっくりくると思います。
今回の講義でガツンと叩かれたもの…「クレームに対してトップが叱らない、研修費と思え」と説明された事です。いやぁ…耳がいかったですね。クレームに対してはついつい感情的になってしまうことは確か。そしてクレームの発生原因を「気の緩み」ととらえがちです。もちろん「なあなあ」の関係ではいけませんが、このところついつい厳しいポーズをとっている自分に気づきハッとしました。
ところでこの講義ISO推進フォーラムという会で行われました。このフォーラム、定期的に開催されていますが、みな中小企業の社員の方ばかり。社員版の異業種交流です。年齢も多種多様…利害関係もなく、自発的に「学ぶ」姿勢の方ばかりの集まり。半日とはいえせっかくの土曜日、自己研鑽として時間を使う姿勢に頭が下がりますし、こうした行動はきちっと企業も評価しなくてはと思って次第です。
経営者としていい刺激をいただきました。社員の方々からそして講義から気づきをもらう…またひとつ自分の引き出しが増えたような気がします。早速叱らないで報告を聞きます…いえ…努力します(苦笑)


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