長く同人誌で信頼を得て生きた石川県珠洲(すず)市の印刷会社が
能登半島地震で存続の危機となりました。
地震で印刷機などの機材が損壊し周辺は停電と断水。
おまけに社内が復旧印刷しても発送手段もない状況
とうとう受注済みのお客様への対応に悩み状況をSNSで発信。
すると全国の印刷業者が仕事を代わりに請け負うと名乗り出てくれたそうです。
また営業再開の目途がつき、
印刷や製本のテストとして白紙の本を作成したと発信
すると「売ってくれないか」との申し出が多数あり数百冊が1日で完売。
予想外の出来事だったそうです。
同人誌という特化した事業もさることながら
非常事態になった際に、
どれだけの人が手を差し伸べてくれるか?
こういう時に企業としての力が試されると思いました。
SDGs、持続可能とは必要とされること
この言葉を自身はよくブログで使います。
SDGsはただのラベリングではなく
自分たちの事業で社会に対しどれだけの支援できるか
に他ならないのではと改めて感じました。
この会社がないと困る
そんな会社であれは、
営業戦略だって立案しなくても済みます。
そもそも戦略なんて言葉には戦うという漢字があるくらい
売る側の勝手な表現かもしれません。
いうまでもなく売り上げは作るものではなくお客様が作るもの
こんな極々当たり前のことを我々は忘れているのかもしれません。
さて本日小学校四年生の児童70名が会社見学に来ます。
とても弊社の大きさでは物理的に受け入れは無理 😈
ということで最初はお断りしました。それでも
どうしてもマルワさんにやって欲しい 🙁
と係の方の熱心な要望をいただきました。
なんとも嬉しい言葉に押されて二班に分かれて実施です。
おもてなし向上委員会の社員の人たちが
子供たちのおみやげとして持ち帰るものを企画してくれています。
これをやったから売り上げにつながることはありません。
しかし子供たちの反応を直接見ることでわれわれも刺激をもらいます。
そして何よりも我々のような中小企業の社会見学の事例の引き出しとなります。
どうしてもマルワさんにやって欲しい
こんな言葉をもっと多くの方から聞かせてもらえるように
日々精進です。
コメント
「この会社が無いと困る」、
中小企業にとってこの上ない光栄でしょうネ❗
そして『マルワさんにやってもらいたい』という言葉も最上の言葉ですな☆彡