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企業は生き物

中日ドラゴンズが非常事態…山崎、野本両選手がインフルエンザ、森野選手が腰痛と主力選手が相次いで故障。四月なかなかの好スタートを切っただけに主力選手の欠場は今後のチーム力の低下は避けられません。
ペナントレースは10月まで続く長丁場となります。事前の戦力予想で順位を予想しても、予定していた選手がすべて活躍するとは限りません。ましてやスポーツの世界ですので、いつ怪我に襲われるとも限りません。
この状況は何もスポーツだけでなく会社でも同じこと。期初に立てた計画通りに事が進むわけではありません。経済状況の変化や、先日も書きましたが新卒を計画通り採用してもその新卒が3年以内に30%が離職となると予定通りいくのがまず稀だというべきでしょう。
企業はよく生き物だと言われます。経営者として何もなく順調だと思うときは、一体どれだけあるのかと考える時がありますが、おそらく一年中ででも数えるほどしかないと思います。それだけ日常細かな事を含めてあれこれあるのだと思っています。
野球の場合控え選手がその間に試合に出場することで、力をつけることとなります。数少ないチャンスをものにするか否かはその選手の実力次第。一方企業の場合はどうでしょうか。大企業の場合もともと数が多いため、離職者を想定して採用するといいます。
しかし中小企業は、経済環境に左右されることが多く、また社員数も必要最小限でのやりくりです。とかく負の部分ばかりが目についてしまいますが、若干の負担増は社員力を増強することとなります。また今まで見えていなかった無駄を見つけるきっかけとなったりもします。
こうした変化をかじ取りする中で経営の勘所が働くものだと思います。勝負の世界は勝ち負けで結果が目に見えますが、企業経営は対処の結果が後でわかってきます。計画通りは進まないことを頭に入れて、常に一歩先を考えて手を打つ姿勢が求められることを特に最近感じます。
それにしても中日ドラゴンズは神宮で勝てません。偶然でしょうか。でなければ御祓いしますか。


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