おもてなし委員会からです。
会議が一息ついて、社員が出してきたのは大きな段ボールの箱。
中からプチプチに包まれて出てきたのは、大きな額縁。
先日受章となった藍綬褒章を入れる額縁です。
先日ご報告した藍綬褒章の受章
無事に二週間前に陛下に拝謁の機会もいただきました。
いただいた勲章と賞状の額縁
これらは自分たちで後日調達するのです。
弊社の社員が額縁の製造元も縁があることもあり、
その社員にお願いをしていました。
その額縁が社員の親睦会から寄贈としいていただいたのです。
自身が入社した当時を知っているその社員。
今回の受章の際に、
社長本当によく頑張りましたよね
当時を思うとまさかこんな会社になるとは思ってもいませんでした。
大変だったでしよう。
少しはペースダウンしてください。
社員に感謝を伝える際にそんなことを言われたことを思い出し
当時を振り返りながら少し時間をもらいました。
優秀ではあったがオペレーターの不条理な行動に
番頭の社員に承諾を得て退社いただきました。
彼はその後、部署の部下を引き連れていきました。
印刷機があっても印刷する社員がいない 😥
17人いた社員が5年ほどで13人退社してしまうなど
とにかく人の事で苦労をした当時。
どうしたら社員が定着する会社になるのか
良い会社って何だろう
とセミナーや研修を受講
また先輩経営者に実際に会いに行ったり
そんな試行錯誤の繰り返しでした。
いまでいパワハラまがいのことは日常茶飯事だった自分
それでもようやく社長の仕事は指示命令ではないと理解
その後優秀な社員が加わり今のマルワを支えてくれています。
社長逃げずに社員と向き合っていましたよねぇ。
と先の社員からの言葉。
決して大きく稼ぐこともできず経営者の能力としては
今ひとつ力不足は否めません。
それでも社員と歩める会社、中小企業のCSRのモデル
として取り上げていただく事が出来ました。
小さな会社でありながら
受章のきっかけとなった業界の大役を務めあげれたのは
こうしたスタッフのバックアップのお陰です。
無理やり息子を会社に引っ張り込んだ
と母親に語っていた先代
昭和一桁生まれの元海軍予科練出身で
小さい頃から決して褒めることをしなかった父親
多少はあの世から褒めてくれるかな…と。
さて、老害にならず次の時代にバトンを渡す為に
次のミッションです。
まだまだ現役。できる範囲??で頑張ります。
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