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来場者はブース出展者の中身にはそもそも興味がない…が大前提

伝える

多くの展示会に顔を出すことがあります。

 

明確な目的というよりもネタ探し。

なにか弊社のビジネスの引き出しとなるものがないか…

 

メッセナゴヤは出展側の立場。

結局三日間とも足を運んだのですが、今回は定点観測をしていました。

 

実は面白いことに気がついたのです。

 

それは

ブースの賑わいはそこにいる人が作り出している

ということ。

 

もちろん目を引く工夫やにぎわいを創り出す工夫はあります。

 

しかし同じ出展ブースでもにぎわいが日によって違うのです。

 

見学者の立場になって見ると分かるのですが、

ふと立ち止まってしばらく見ることがあります。

 

商材やサービスに目がいくだけではなく

なんとなく気になる

 

ただそう思いながら大半はスルーすることが意外にあるのです。

 

➡ 一瞬立ち止まって一体なんだろう?というリアクション

 

実はその際に

声がかかるか?

意外にそれを待っているのです。

 

ところが、ブース内のスタッフが

我々に関心を見せないとすると、そのまま通り過ぎます。

 

おそらく担当者の立場から言うと、

ただの冷やかしと思っているのだろうと

 

この姿勢は上役によくみられます。

 

上司がそうだと、若い部下もそうなります。

 

つまりそのブースが作り出す世界観はそこにいる人

 

特に上司にあたる人が作り出していると言っても過言ではありません。

 

ブース出展の目的はあくまでフック、関係性づくりです。

 

出展者側の伝えたいこと≠見学者にとっては聞きたいこと

これは先の見学者の立場に立つとよく理解できます。

 

あくまでネタ探し…

目を引いた、オッと思った段階はあくまで入口

話を聞いたとしてもすぐに受注なんてことはありません。

 

説明を聞いてもらってようやく第一歩

 

それだけに

立ち止まっている人をスルーさせてしまうのはもったいない

と思いながら見ていました。

 

こうした展示会への来場者は

ブース出展の中身にはそもそも興味がない

これが大前提ですから。

 

出展の効果を出すには、先の逆をすること

必ず関係性は増えます…。


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