選びたくないを選ぶ
先日の日経新聞の記事の見出しです。
明日は衆議院議員選挙。
毎回のように問題になるのが投票率です。
どの党にしたらいいのかわからない
投票したところで変わらない
欧州サッカー界にはこんな警句があるそうです。
監督には二種類いる。クビになった監督とこれからクビになる監督だ…
同様にサラリーマンの世界にはこんなバージョンがあるそうです
上司には二種類しかない
悪い上司ともっと悪い上司だ
このコラムでは冒頭の言葉にある通り、
絶対に選びたくないを考えたら?
そんな話を弊社のスタッフと話をしていたら
奥様が同じようなことを言っていたそうです。
以前は全く選挙に行っていなかったのに
奥様に後押しされるように行くようになりました。
とスタッフ。
さて、この意識の差はなんでしょうか?
あくまで想像ではありますが
立候補者との距離感の違いではないかと。
訴えている政策が自分たちにどんな影響があるのか?
実は奥様は地方出身者。スタッフは名古屋育ち。
名古屋育ちの自身もそうですが
立候補者が身近に感じることはありませんでした。
ところで今回の選挙でのキーワードといえば
裏金
しかし野党のある議員は、
政策の話をしているのに報道では裏金ばかりが切り取られる
とぼやいていたそうです。
思いが正しく伝わるか否か
伝えることはできても
伝わることはなかなかハードルが高いようです。
マルワが長く関わってきたメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)
情報保障とか情報のバリアフリー
なんて言葉が当てはまるかもしれません。
伝わることは簡単ではないですが、
伝わる努力は必要です。
➡ 必要とする人に伝えたい
➡ 伝えなくてはいけない人に届けたい
その要望に少しでも応えることができる
MUDの考え方です。
さてこのコラムにはこんなことも書かれています。
あの党、あの候補者は絶対に選びたくない
と考えている人が棄権すれば
その絶対に選びたくない党、候補者の勝利を後押ししてしまう
「選びたい」がなくても、「絶対に選びたくない」
がいれば、「選びたくない」を選ぶべきだ
そんなわけで明日は皆さん投票に行きましょう
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