Aichi SDGs EXPO2024が昨日から明日まで
中部国際空港セントレア横の愛知県交際展示場で開催中です。
2016年からスタートしたSDGs。
2030年のゴールまで半分折り返しとなりました。
このAichi SDGs EXPOは2021年からスタートしました。
コロナ禍に真っただ中、会場も名古屋から離れている
にも関わらず多くの人で賑わっていました。
当時の様子↓↓↓↓
しかし認知が広がると同時に年々来場者が減少し
今年の出展は見送りました
さすがにSDGsという名称では集客できないようです。
企業の出展が少なくブースの間もかなり広い…
それだけ認知され目新しさがなくなってしまった 🙁
というのが本当の理由ではないでしょうか。
そもそもSDGsで売り上げが上がるのではありません。
であれば
今の事業領域とラベリングしとりあえずやっている感を出す
これが大方の関わりだと思っています。
冒頭の写真はあいちSDGsパートナーズ交流会
同じ国際展示場内の別会場で
愛知県のSDGsの登録制度に参加している会社さん
を対象にした交流会です。
今回ワークショップの講義を務めさせていただきました。
企業が関わるSDGsは社会課題を解決したみらいを創ること
相反するトレードオフをトレードオンにすることで生まれる新たなビジネス
その為に自社の強みや資源となるリソースを使い
社会課題をカードゲームで解決する疑似体験を実践しました。
伝えたかったのは、自社を出発点としたみらい創造ではありません。
理想とする姿や社会課題の解決のために、如何に自社のリソースを使っていくか
このゲームを通して本来のSDGsの正しいかかわりを体験することです。
前向きな企業やNPOなどの関係者が多いこともあり
お陰様で大いに盛り上がりました。
SDGsという考えを道具ではなく
みらいを創るワクワク感としてとらえる
本来はそうあるべきなのです。
それを参加者の方にも理解いただけるように努めました。
学生さんの発表はともかく
企業は器を用意して展示物として紹介…
そんな時代は終わった気がします。
もちろん批判ではありません。
モノへの関心ではなくコトづくりへの関心が
これから求められると改めて感じています。
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