おはようございます。今日はちょっと嬉しいことを書かせていただきます。今日明日と石川県に出かけます。石川県の県立高校の理科の先生の研究会で喋ることになりました。講義の内容はメディアユニバーサルデザインです。
ところでなぜ石川県からオファーがあったのか。
呼んでいただいたのは石川県の高校で理科の教鞭をとる中学校の時の教え子でしたぁ。「一度でいいから先生に来てもらって話をして欲しい」ということで連絡があり理科の研究会なので無理矢理こじつけてのお題です(^^;
教職にいたのはわずか8年間。卒業生として送り出したのはわずかに3回。そのうちの2回は小学校。ということであまりに短い教職生活でしたがこうして僕がきっかけで先生になった教え子はもう一人います。その彼にも4年ほど前に勤める中学校に呼ばれて「働くとは」というお題で話をさせてもらう機会がありました。
こんなことを書くと自慢と誤解されますが、わずかの教職生活で自分がきっかけで仕事を決めて今現在働いているというのは大層に言えばその子の人生を決めた影響力?とも言えるかも。
ただ当時はもちろんそんな気負った記憶もなくただ毎日好きでやっていたのに他なりません。エクスマの藤村正宏さんが「遊びのような仕事」という表現をしますが、まさに当時の僕はそんな気分だったんだなと感じるのです。
さて年月が経過して今は経営者。「遊びのような仕事」なんて考えずがむしゃらに走ってきました。しかしこのところそうした気持ちを持たないといけないなと感じるようにもなってきました。というのはその気持ちを持った人や会社とお付き合いしたい時代だからです。
いまや立場が逆で教え子が先生と呼ばれる時代。それでも彼らから見ればやっぱり私は先生かぁ。そう思うもとあらためて「教える」「導く」と言うのは大変なことなんだなって思っています。
本当は日帰りを考えていたのですが、何せ30年ぶり再会。社員には無理をお願いして泊まって旧交を温めてきます。そして何よりも彼に恥をかかせないようにまずはお務め・・・ですね。
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