今朝の中日新聞の一面は輪島の中学生の行方不明の記事。
娘さんを探すお父さんの娘さんとのやりとりがなんとも悲しい。
自然の脅威をあらためて思い知らされた今回の豪雨です。
能登半島の豪雨で大きな被害が出ています。
正月には地震で大きな被害があったばかり
自衛隊の活動もひと段落つき
ようやく落ち着いて矢先のこの豪雨
心が折れてしまう
という住民の方の声を聞くと、
神様はなんとも大変な試練を課したものだと思います。
関係地域の皆様の心中をお察しします。そして一日も早い復興を願うばかりです。
実は防災・減災カレッジの講師を務めています。
BCPを企業担当者に職場内で普及させるこのコース
最初の頃は地震への備えに対する事業計画の進め方の
内容でしたが
数年前から豪雨災害への備えも話の中に盛り込むようになりました。
その時に紹介していたのが、気象庁の高解像度ナウキャスト
気象レーダーの観測データを利用した250m解像度で降水の短時間予報
当時はあまりメジャーではなかったですが
今はニュースですっかりお馴染みとなりました。
最近では危険度分布を知らせるキキクルが同じく気象庁から出ています。
キキクルとは雨による災害の危険度を5段階で表したもの
大雨警報(土砂災害)の危険度分布 ⇒ 土砂キキクル
大雨警報(浸水害)の危険度分布 ⇒ 浸水キキクル
洪水警報の危険度分布 ⇒ 洪水キキクル
それぞれの愛称となっています。
今回の豪雨でも度々このキキクルを使ってニュースで解説され
実際にキキクルを使ってくださいと呼びかけれています。
それだけスマートフォンが普及した証拠です
このところの豪雨は想定以上の規模であり
被害予想も想定以上です
先の情報サイトは線状降水帯や豪雨などに対するその時々の情報です。
それとは別に自分のいる土地がどんな場所か知るサイトがあります。
それがハザードマップポータルサイト
住所検索から、洪水、浸水、土砂災害のリスク予想が
地図上に示されます。
熱帯低気圧の予備軍がまだまだ太平洋上に…
備えあれば…です。ぜひご活用ください。
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