新型iPadがいよいよ今月16日から発売となります。それに先駆け昨日お披露目がありました。高精細の画像再現、そして音声認識での入力という新たな機能を追加しての発売。とはいっても今の時点では完成されたiPad、個人的感想ですが、いまさら新機能という訳でもないなというのが実感です。
ただ変わってきたなというのが、こうしたタブレット型を取り巻く環境です。初代iPadが出た時は、電子書籍そのものが珍しい時代。携帯電話もまだスマートフォンが市民権を得ている訳ではありません。しかし昨年から多くのスマホ愛用者が出るようになり、今回のiPadの発表内容も多くの世代で理解できるようになっています。
最近は幼稚園でもこうしたタブレット型端末を使うところが増えてきたようです。幼稚園児が器用に扱う様子を見ると紙にクレヨンで絵を描くという以前の光景が随分以前の事のように感じます。
小さい頃からこうした端末に慣れ親しむ子供たちが大人になる頃には、どれだけ進化をしているのでしょうか。ドラえもんのどこでもドアじゃないですが、ポケットから電子ペーパーが出てきて、パッと書いてクラウドに飛ばして・・・。手塚治虫さんが書いていた携帯電話や車のナビなどが現実になったように、あり得ない事が現実になってくるのだろうかと感じています。
それにしても子供たちがクレヨンで手を汚して絵を描いたり、積み木を使って手にある質感を感じながらの情操面はどうなっていくのかと心配するのは余計なお世話でしょうか。
近い将来を予測する場合、今の延長上で考える時はどこか安心感がありますが、自身の想定以上を予見する場合、既存の概念を失う事に抵抗を感じるものだと思います。
そんなごちゃごちゃ言ってないで、使ったらどうなの??? という声が聞こえてきそうですが、このところ古いiPadを出してきて触っています。確かに便利だと実感。そして気がつけばこうした機器に慣れている自身にハッとします。人はなんだかんだと言いながら結局環境に順応するんだと・・・。
進化したiPadちょっと興味があります。買ってみようかなって。
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