愛知県警察本部の天白警察署協議会の委員を仰せつかっています。
警察協議会とは
警察署長が、警察署の業務運営に民意を反映させるため
その在り方について住民等の意見を聴く機関
この協議会は各警察それぞれ置かれている組織で四年の任期です。
行政や大学の職員、地元の保育関係者など多様な人たちで構成されています。
先日協議会で愛知県警察本部の視察がありました。
ドラマにも出てくる通信指令室の400インチを超えるモニターには
地図が掲載されて実際に運行しているパトカーの位置情報が
また別の階では交通管理センターがあり
両サイドに実際の交差点のテレビ画面が
ここでは交通量によって信号のタイミングも変えているそうです。
我々がラジオで耳にする交通情報もここからは発信されています
さて先の通信指令室の同じ部屋では
30回線にも及ぶ110番通報対応の電話 😯
実は我々の見学最中のわずか15分足らずの間に
20本を超える110番通報がありました。
➡ 愛知県内だけで昨年はなんと48秒ごとに一件
一日1700件以上の110番通報があるとか
そのうちの四分の1は
警察署の電話番号の問い合わせや、免許書き換えの質問といった
直接関係のない利用もあるそうです。
視察を終えて天白警察署内での協議会での
警察署から相談のあった案件は
どうしたら必要な110番の利用がされるか
がお題でした。
事前にこの質問が届いた際には
簡単に助言ができるお題ではない 😥
と思っていました。
ところがあっさりと委員全員で提言がまとまりました。
その理由とは
こうした110番通報とは別に
緊急を要しない質問を受け付ける電話番号があるそうです
それが#9110です。
ところがこの番号を知っている委員は一人もいませんでした。
110番の正しい使い方といった高いハードルよりも
#9110を知ってもらえばいいのです。
警察署では当たり前の#9110
関係者の常識は世間の非常識…
ところで見学冒頭に見せていただいたのは愛知県警の紹介ビデオ
よくできています 😉
これを使って発信すれば警察がもっと身近になるのですが
加えて子供たちも楽しめるコーナーもあり
子供から社会人まで誰でも見学ができるそうです。
こんな撮影コーナーも…
知りませんでした 😥
孫が喜ぶだろうなぁ…。
でもこんな気軽に見学なんてほとんど認知されていない 🙁
よくある
関係者で当たり前も知られていない…
知らないのはないのと同じ
自社の反省も込めての言葉です。
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