おはようございます。来月には「メッセナゴヤ2016」がポートメッセで開催されます。今年で7回目の出展。「社名を知らないのは会社がないのと同じ」という思いで毎回ながら遊び心満載の展示を心がけています。
と思っていたらこのところ「展示会の設営をします」的なDMが届くようになりました。それも設営の専門業者ではなくデザイン会社からも届くようになってきたのです。どこの会社も自社の商材だけでなく幅広いサービスをしていくために新たな販路を考えているようですね。
で・・・送られたDMをみて感じることがあるんです。それはとても素敵なデザインで洒落たブースの実績が写真やパース図で描かれているのですが、正直なところ「カッコいいけど果たして伝わるのかな」と。というのは掲載されていたかっこいいブースが「よく分かんない」のです。
印刷会社から脱皮しようとしている当社。そこでいつも心がけているのは独りよがりにならないデザインです。場合によってはべたなものでもそれこそ「手書き」でもいいんじゃないかということ。いくらかっこよくてもそれが自己満足にならないかと言うことです。
ブース出展する会社は一人でも多くの見学者に訪れてもらうのが目的。ということはパット見て「そういうことね」ということが伝わらないといけないといけません。その辺りのことをきちんとおさえないと不味いなって思うのです。
DMを送った会社が悪いということではなく、率直にDMを見て「これって何???」と私が感じることが不味いじゃないかって思ったのです。
□今さら釈迦に説法ですが
お客さまはいいデザインが欲しい訳じゃありません。
カッコいいに越したことはないですが、それが先行し過ぎてしまうと結局「伝わらない」ものになってしまうんじゃないでしょうか。
設営されたブースを通してお客様に関心を持っていただき多くの方に商材やサービスを知ってもらうことが目的。そして結果売り上げをあげてもらうことなので。それを忘れてしまってカッコよさを追求したら可笑しな事になってしまいますよね。
もちろんDMを送ってきた会社は十分承知だとは思うのですが、ちょっと気になって…。あえて自社で気を付けないといけないなと。
さて今年は・・・お楽しみに(^^)
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