おはようございます。このところ経営計画書をもって銀行に出向いています。その折に前期の報告と今期の見通しについてお話をさせてもらっています。ご多分に漏れず厳しいかじ取りですので、計画も理にかなったものでなくてはならないと強く感じています。
一方でこういう時期だからこそ大切な取引の銀行さんが当社をどう評価しているか私にとっても大きな関心なんです。当然数字が全てなのはわかっていますが、先を見ていて支えて下さるのか…。
計画書を手に取って当社の経営理念に関心を持って下さり「当行もなかなか理念が浸透しなくって」と言いながら「今期は何か面白いことを考えてますか」と普段の取り組みを見て聞いてくださるところはお会いしていてもモチベーションが上がります。
一方でいきなり数字のページを一生懸命探しながら「数字がやはり一番関心がありますから」と言われると寂しい気持ちでもあります。
もちろん銀行ですから関心が数字に来るのは当然ですし、経営者の使命は利益を上げていくことですが、中小企業だからこその面白い部分や取り組みや今後の展望に耳を傾けてくれる相手の方が不思議とこちらも「頑張ろう」とか「相談に乗ってくれそう」と思うのが櫃の常。
□これは自社でもあるんじゃないかって
今まで積み上げた関係性も担当が変わってしまうことでリセットしてしまい、阿吽の呼吸でお付き合いできなくなったこともかつてありました。
このことって実は私たちにもあるんじゃないかって思います。「お客様のお困りごと」と口では言いながら
「どうやったら印刷物が取れるか」
「結局印刷物に興味がありますから」
なんて思っていたり。そんな気持ちが相手に知れてしまったら結局信頼は得られませし、気持ちが離れいしまうだろうなって。あっ・・・お伝えした事を忘れたり、何度も同じ書類を書かせる行員はNGです。
ということで自社も私も気を付けないといけないなと感じています。逆に後押しをしてくださる場面に遭遇すると「頑張らなきゃ」となるわけです。人の振り見て我が振り直せ…と言いますが、あらためてその言葉の重みを感じています。
まっ、こんなことでぼやくのはまだまだ経営者として発展途上ですし、そもそももっと利益を上げれば気にせずに済むんですが…。
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ということで気合を入れてあらためてスタートです!!
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