小牧市にはジュニア奉仕団という団体があります。
小牧市内の市立中学生の一年生から3年生の希望者で構成
〇地域清掃活動、福祉施設への訪問や支援
〇環境保護活動やイベント運営やサポート
など、一年間の活動を自ら計画し活動しています。
こうした活動を通じて地域社会とのつながりを深め
実践的な経験を積んでいるとか。
平成元年からスタートしているそうですから
発足当時生徒さんは50歳です。
毎年夏休みに外部から講師を読んで勉強会を開催
担当の方から久しぶりに
もう一度メディア・ユニバーサルデザインの講義をしてほしい
と2014年以来の2度目の依頼をいただき登壇しました。
ボランティアという言葉は半世紀前の自身が中学生の頃は
それほどメジャーではなかったように思います。
当時の自分に奉仕活動なんて考えが浮かぶことはなく
子どもが好きなので教員になりたいという希望も
あくまで父親の仕事を継ぎたくなかった
という、きっかけがなんとも不純な理由
それに比べて今の彼らの驚くほどの高い志
もちろん今回の講義は、見え方についての理屈は少々。
➡ 自分が伝えていることが受け手はどんなふうに感じているか
➡ 受け手は色弱者だけではなく、高齢者や外国人など多様
➡ 伝えるテクニックを押し付けるのではなく
今の時代によく耳にする受け手も多様性であること
せっかくなので喜んでもらえる、安心してもらえる、記憶に残る
ボランティアの際に心がけてほしいことに重点を置いたのです。
そしてどうしても伝えたかったこと…
それは今のうちにたくさんの経験をし、多くの失敗をしなさい
自身のつまらなかった中学生当時の話を交えてお話をしました。
自らボランティアに希望して集まった生徒さんたち。
🙂 学業も部活も見事に両立しているんです
と、センターの所長さんのお話でした。
講義は聞く人の態度に乗せられる…と言います。
前向きな生徒さんの前で、
まさに乗せられてあっという間の時間でした。
持続可能とは必要とされること
私も元気である間はそうありたいですし
生徒さんにも
この奉仕団での仲間との関係性を長く大事にして欲しい
と伝えました。
良い顔をしてきいてくれました。
生徒の皆さんありがとうございました。
集合写真にも付き合っていただき感謝
この経験は間違いなくこれからの人生で大きなアドバンテージになる筈です。
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