東日本大震災では国内だけでなく各国から多くの支援が日本に届けられました。米国のトモダチ作戦では多くの米兵が救出に尽力しあらためて日本と米国の関係の深さを実感した行動でした。
実はお隣台湾からも数多くの支援と義捐金が寄せられています。その額200億円、台湾と日本の経済交流の深さは周知のところですが、あらためて親日ぶりを理解した暖かい支援でした。
そんな台湾への感謝の意を伝えたCMが台湾で話題となっているそうです。CMには多くの被災者のメッセージが寄せられており一度観ましたが、大変感動的です。
このCMを発表したのは「財団法人交流協会」というところ。1972年に中華人民共和国との国交正常化以来、正式な国交を失った日本と台湾(中華民国)の間で大使館のような役割を担う準公的機構として設立されました。
11日に台湾の現地でテレビ放映されて、また地下鉄の車内でも見る事ができたとか。そんな日本側の感謝の気持ちに対して台湾からも温かいコメントが返ってきているそうです。「感謝の気持ちを伝える民族は素晴らしい」「笑顔を観られて安心しました。つらい事がたくさん続くけど私たちがついています」といったメッセージです。
こうしたお礼のメッセージを送った機構も粋な行動をするなと感じますが一方で慈善活動はその後どうなったか忘れがちです。特に海外ともなるとなおさらですが、こうしたコメントを送る事でより関係が深まると感じています。
我々目線で見ても同じこと。助けてもらったり、フォローいただいた時は当然感謝の意を表しますが、その後ここまで立ち直ったとか、復帰したという事を伝える事も意識する事って大切だと感じます。
ちょっとした気遣いのある言葉のメッセージ、日ごろの我々の生活でもそして国と国との関わりでもほんのちょっとした気遣いで心和む事があるのだと感じます。コミュニケーションととらえてしまうと何やら難しく感じます。ちょっとした声掛け、メッセージの発信で心豊かになれるのだと。
日本311東日本大震災滿1年 感謝篇 (完整版)
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