長崎を訪れたのは
法人会青年部会の全国大会の20年ほど前
さらに遡ること、46年前の大学のソフトテニス部での延長旅行
久しぶりの長崎はやはり大きく様変わり。
なんといっても西九州新幹線の開通で
長崎駅が大きく変わったことです。
以前の改札口はここ
改札を抜けると列車が並んでいました。
西九州新幹線は武雄温泉まで
そこからリレーかもめに乗り換えです。
新幹線の後の在来線はよく揺れました 🙁
さて、業界関係者として見ておきたかったのが本木昌造の活版印刷
長崎県印刷工業組合の会館にこのように並んでいます。
柘植の木を使った電胎法で作った活字も実際に拝見
また機械もこのように保存されています。
講演でお邪魔したインテックスさんも
活字が保存されたいました。
僕が子供の頃、会社にも活字がならび
文選職人という人たちが箱を片手にもって
今でいう入力さながら形で活字を拾っていたのを覚えています。
工場を訪れると鉛の匂い
ふとあの頃を思い出しながら拝見させていただきました。
この印刷会館は戦後まもなく建てられたそうです。
20年前に出島を訪れた際にも記憶があり
当時はまさかこれが印刷会館とは思いませんでした。
今回のインテックスさんでMUDの講義前に
内田社長の案内で昼食をとりながら中華街も散策。
驚いたのは路面電車の線路内は長崎電鉄の所有
従って印刷会館前は市道ではないので駐車禁止ではないとか。
所変わればです。
その土地の事情にあったルールというものがあり
必要とされる情報は当然違うことをあらためて実感しました。
情報保障のメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)
色弱者や高齢者に対する配慮は確かに必須ですが
その土地で常識なことが外部の人にとっては驚きもある
そこへの配慮が本当の情報保障ではないか
改めて感じた次第です。
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