ゼロエネ住宅という言葉があります。
エネルギーを自家発電で賄い
実質的に消費しないゼロという意味
さて昨日7月16日の日経新聞の見出しがこれ
ゼロエネ住宅は地球温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする
国際公約を達成するカギ
その一環として新築一戸建てに補助金を出すことで
この取り組みを各家庭でも推進し
この公約を進めていく施策です。
ところがこの内容が
厳しすぎるので住宅が建てられないという理由で
厳密には消費ゼロとは言えない
名ばかりのゼロエネ住宅が増加傾向とか 🙁
かくも日本の住宅の省エネ基準は緩いそうです。
とりあえずこじつけでもゼロエネルギーにしとけ…的な。
日本ではなんとなくアルアルという印象。
例えば最近めっきり耳にしなくなったSDGs
以前は猫も杓子もリングマークや17のピクトを見かけ
サラリーマンの胸元にはバッジが
でも一通り認知されるとその関心もなくなり
実際に普及したわけでもなく
企業の活動にラベリングができただけ 😥
本来のSDGsは2030年までに地球上の諸問題を解決するために
あらゆる人たちが関わっていこうという意味。
従って夢のような将来を描いたとしても
その達成を目指してトライ
バックキャスティングをして
新たなビジネスやサービスにトライ
結果必要とされる企業
つまり持続可能な会社を目指すのが本来の目的であるSDGs
それがいつの間にか過去の延長上である
フォアキャスティングとなっているのが大方の姿
形から入る…を否定するわけではありませんが、
中小企業ならともかく大企業はいただけない気がします。
マルワはできる範囲、トライできる範囲で
環境配慮やメディア・ユニバーサルデザインなどの取り組みで
必要とされる会社づくりに邁進しています。
とはいえ所詮中小企業のやること
規模感もボリューム感も大したことではありません。
また白か黒かではなくグレーの活動だってあります。
ただなんちゃってが優先するのではなく、
まずはやれることからやってみる
その姿勢が持続可能に結びつくはず。
特に中小企業は大手を振ってそれがやれるはず
少なくとも「名ばかり」は避けたいものです。
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