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マルワという屋号を出さなかったら 一体どんな事業を行う職種にみえるか ;-) 

みらい創造

懇意にしている業界の新聞記者さんからメールをいただいています。

 

その中でこんな見出しの記事が。

新聞輪転機から撤退 国内シェア5割、生産継続困難

日本の輪転印刷機械メーカーの撤退です。

 

 

輪転印刷機械とはロール状の紙を用いて大量の印刷をする機械。

 

デジタル化により新聞購読者数が減少を象徴するような記事です。

 

先日の理事を務めるある会議での事務局からの報告

会報のページを減らし、デジタルを進めています。環境配慮ですから…

 

すると、古紙回収業を営む委員長から

そんなに紙を目の敵にされると、私どももここに見える印刷業界さんも困るんですけどねぇ。

と苦笑。事務局の担当者が慌てていました。

 

私も思わず苦笑しつつ、

世間の紙に対する印象を改めて感じた次第です。

 

折しもこんな記事も送ってくれました。

 

新聞印刷機の設備メーカーがクラフトビール製造

 

佐賀県の西研グラフィックスという会社です。

西研グラフィックス株式会社
佐賀県の吉野ケ里遺跡近くに工場を構えた自動化設備メーカーです。新聞印刷輪転機などの大型設備を自社で開発し、設計製造アフターサービスまで実施しています。

 

なんでも社長がビール好き。

厳しい業界で新たなことを仕掛けないといけない

どうせやるなら思いっきり違ったことを…。

 

そして

社員に対して全く新しいことをやってみようという姿勢を示したかった

と社長の弁。

 

2018年以来この事業をスタートして

ビールの種類もラガーやえーるばど40種類に及ぶ本格的なもの。

 

佐賀初のビールとして県内外で注目されているようです。

 

こうして認知されるまで6年間かかっています。

 

その間の社長の熱意とこれを広める為に尽力した社員の方の努力

 

形がモノになるのは数々の時間がかかります。

 

折しもマルワは経営計画策定真っ最中。

長くやってきた多くの引き出しをどのように事業発展に活かすか

試行錯誤中です。

 

SDGsが目指すのはバックキャスティング

 

これからの時代、

過去の延長上での思考で事業発展は望めない

と言ってビールを作る訳にもいかない 🙁

 

そこで言われたスタッフの一言

視点を変えましょう

 

我々の事業や強みを拾いだしてマルワという屋号を出さなかったら

一体どんな事業を行う職種にみえるか 😉

 

思わぬ一言にちょっと面白くなってきました。

 

今週末の全社会議には社員に骨格を伝えます。

 

そうでないと各部署の計画が立てれないので…。

 

アッ、「各部署」この表現もいらないかも…です。


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