先日のユニカラーさんの50周年式典では
鹿児島での生活協同組合コープかごしまの理事長と同席しました。
ご存知の通りコープは
〇お店での買い物や共同購入
〇カタログショッピングや共済
といった多様なサービスをしています。
コープの企画商品も数多く揃えていますが
とにかくコープかごしまでは地元密着にこだわっているそうです。
地元でとれた食材を多くの人にお届けするために
地産地消のサービスに力を入れているそうです。
➡ 地元の牧場での乳牛の乳搾りと
絞り終わった乳房の綺麗な拭き取り
➡ 契約農家にお願いして田植え体験から収穫
どちらも子供達には大好評で
ネット予約もあっという間に定員に達してしまうとか。
人口減少もあり大変ではないですか?
と言った質問に対して
🙁 生協を利用する人たちまだまだ少ないんです。
大手流通関係の会社の利用者には及びません。
エシカルや子育てなどのイベントといった
地元に密着したサービスだけでなく
生産者の人たちとの絆も作れる場も用意して
将来のファンづくりに邁進しているそうです。
印刷業界の出荷高が加速度的に減少しています。
9兆円のピークから昨年はとうとう半分になりました。
将来の出荷予測はさらに半分 😥
確かに減少している肌感はありますが
我々のような小さな会社で
出荷高の兆という単位はとめどもなく大きな金額
減少を肌で感じたとしても我々のような中小企業では
まだまだ大きな数字です。
先の理事長が考え実践している真のファン作りは
我々にも大いにヒントになります。
実はこの会話は情報保障のMUDの講義の後のこと
男性が作るカタログが全く響かないんです
そんな会話から先の話がスタートしました。
伝えたいことが必ずしもすべて伝わる訳ではありません。
むしろ伝えたいほどスペックに走り伝わらないもの
そんな話が理事長にも伝わったようです。
生協のイメージはどちらかと言うと公共性が強く
待ちの商いのイメージを持っていました。
ファン作りを長い目線で考える理事長から
私も良い気付きをいただきました。
ファンづくりの為に我々ができることもたくさんある
商いの原点に返ってみようと思います。
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