今日はに鹿児島県で
メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の講義をします。
セントレアは朝7時でもご覧の通り。
今日は混んでます😅
協業組合ユニカラーさんの創立50周年
県知事さんや市長さんにも出席されるそうです。
MUDの講義を昨年あたりから九州を中心にしています。
きっかけは昨年の業界の九州地区の会議で
MUDの普及のお話をさせていただいたこと
印刷業界だからこそ社会貢献に寄与できるこの考え方
全印工連事業が進めているMUDの普及は
請負が中心の印刷会社だから持てるソフト
情報保障として差別化になるだけにぜひ使って欲しい
そんな切り口でのお話をさせていただきました。
それをきっかけに熊本、大分、宮崎の各組合に呼ばれました。
実は今回の鹿児島でのミッションは少し勝手が違います。
先に書いたように知事さんや市長さんといった
行政の長の方も聴講されると聞きました。
印刷会社側が提案するソフトの視点だけではなく
発注者側が必要と感じる視点が今回は求められています。
確かに我々請負側がいくら大切だ、便利だと声高に伝えても
必要と思われなければ意味がありません。
サービス提供者の視点になって
だから必要と感じる
と受け取ってもらえることが使命です。
使ってほしいという視点での伝え方は長所やメリットが中心
提供者の視点では
必要なことを後押しする動機づけが今回のミッションです。
そのために伝えることは社会的背景
〇高齢者が人口の4分の一となり
65歳以上で就業している人は50%を超えている
→ということは白内障や小さな文字が見づらい方が増える
〇コロナも明けインバウンドが増加
→外国人に伝わるアイコンがマストとなる
〇障がい者差別解消法という法律が施行されている
→不自由だと受け取られない配慮が必要となる
等々。
どんなに必要なことも正しい施策だとしても
使ってもらえるインフラ作りがなければ一方通行です。
今回の行政の方にも出席いただく意図がここにあります。
実は今までお話をさせていただいた県で
MUDの大切さを中心に企画書に反映したところ
企画提案が通ったそうです。
情報保障に対する関心の高まりを感じています。
お客様はMUDが使いたいわけではない
MUDを使ってお客様に、関係者に喜んで欲しいだけ
そしてファンを増やしたい
自身の今回のセミナーの締めくくりです。
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