おはようございます。先週末に広島東洋カープがセ・リーグで25年ぶりの優勝を飾りました。地方球団とはいえ「神ってる」という言葉まで生みだしたブームについて感じたことを今日は書いてみたいと思います。
これだけ全国的なニュースになるのは25年という四半世紀だからでしょうか。それは違うんじゃないかって思うのは私だけではないと思っています。
□一地方球団のカープが話題になる理由は
ズバリ、広島東洋カープは地元のファンを大切にしてきたからだと思います。それを強く感じたのはファンのインタビュー。
➡ 他の球団の選手よりも選手が近い感じがする→確かに大物のスター選手はいません
➡ ちっとも強くならない出来の悪い子供みたいなんだけど可愛い→頑張ってもずっとBクラス
➡ でもFAで選手を補強しない。不器用だけど一生懸命成長しようとしている子供みたい→日本人はこういうのが好きですよねぇ
そんな言葉を聞くと心底愛されているようで羨ましささえ感じます。
そしてあの「ボールパーク」と言われる素敵な野球場。ドームが取り沙汰される中であえて屋根がない野球場に。個人的には夏の暑い日に子供と足を運んだナイター観戦は好きだったなぁ。
私は子供の頃から地元中日ドラゴンズのファンです。数年前まで出来過ぎなほど強かった反動で今は記録的に弱い。ちゃんと帳尻があっているなぁと思います。しかしそれを差し引いてもカープの方が今は興味があるし応援したい。それだけ今のドラゴンズは球団とファンとの距離感を感じています。
それはなぜか
🙂 あの赤がいい→マツダのソウルレッドはやっぱりインパクトが強い
🙂 カープ女子がいい→女子には赤が映える
🙂 市民球団というストーリーがある。
勝ってしまえば何とでも言えるですが、これってほとんどが野球を見ているファンの姿を指しているのであり、選手のひたむきさに共感するファンの姿と見事にリンクしていると思うのです。
□これからの企業の姿じゃないかなって
大げさかもしれないですが、これからの社会に必要とされる要素を全て持っているんじゃないかなって思うのです。
😆 お客様を巻き込んで
😆 近所に愛されて
😆 泥臭いけどひたむきさが伝わって
😆 黒田選手や新井選手のようなベテランが汗をかいて若手を引っ張って
そんな部分が多くの人に共感を得ることができるから日本中の話題になるんじゃないかなって。カッコいいや見栄えがいいに人は共感しないんだなと思います。
地方で愛される=企業が地元で愛される
そんな姿と似ているなって思います。せっかくですから日本一になって欲しいなって。オバマさんにも来てもらったしことしはやっぱり広島だって思います。
中小企業の姿が広島東洋カープにはあります。そしてヒントがたくさん詰まっています。
マルワも目指します(^^)v
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