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減少する紙媒体に嘆くのではなく、素材を生かすアナログ情報発信の魅力にスポットを

自費出版

こんな見出しの記事を日経新聞で目にしました。

 

紙で新聞を読みたいために、

家庭にプリンターを配布し毎朝新聞を出力

 

大分県の山間部での一ヶ月間の実証実験の記事です。

 

ブラザー工業と大分合同新聞の共同だそうです。

 

理由は山間部での新聞配達の人手不足。

 

ネットでの発達もあり、情報収集は画面で見ればいい

 

そういう人が多い中での今回の実証実験は

印刷関係者の私でさえ頷ける記事です。

 

自身は、中日新聞と日経新聞の二紙に毎朝目を通します。

 

しかし全ての記事なんてとても読めるものではありません。

 

新聞の紙面をめくりながらタイトルを追う

 

この動作を何回も繰り返すと

突然目に入ってくるものがある

 

これは紙媒体ならではの独特の感覚と気づき。

 

一方で目的があって読みに行くのは電子媒体。

 

特にネットニュースはいつも目にしているものが優先的に流れます。

 

どうしてもニュースの内容に偏りが出ます。

読み流しても記事が目に入るのはやはり新聞ならではの良さ

 

さて、この試みがどこまで成功するか否かは分かりません。

 

ただこうした需要があることは事実であり

情報を流すだけの需要であれば

紙媒体である必要はないわけです。

 

それでは我々印刷会社に未来はないのでしょうか。

 

実は紙ならではの良さやどうしても紙でないといけない

そうした印刷物もあります。

 

例えば自費出版

自身の生涯の振り返りはもとより

趣味で続けてきた研究誌や俳句

 

また同じ趣味や志を持つ人同士が集まり

同人活動と呼ばれる創作活動から製作をする同人誌

 

紙の持つ素材をふんだんに生かした贅沢な書籍が並ぶ

コミックマーケットは毎回大変な人でにぎわいます。

 

マルワでも自費出版のお手伝いをしています。

自費出版 ーHIME企画出版ー - 株式会社マルワ
あなたの想いが本になる 自分が収集した記録、想いを綴った詩や俳句、一瞬を留めた絵や写真、書きためた小説などを「

 

本の装幀や文章の整合性を確認する校閲も行う

制作をサポートする自費出版アドバイザーもいます。

 

ちなみに私もその一人。

 

情報発信をするだけであれば電子化やプリンター出力で十分

 

紙媒体の印刷物はそこにストーリーを持たせる時代

 

これからの紙での情報発信の役割です。

いつでもご相談くださいませ。


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