かつて弊社で働いていた社員と一昨日会食をしました。
いろいろと話したいことがある
彼が退職して15年が経過。
今では後継社長として
パートさんを含めて50名近いスタッフを抱える大所帯
清掃関係の人的資本が主体の会社の社長です。
業績も良く、会社もさることながら彼自身も実に堅実。
会社にいた時のイメージとは正直かなり違っていました。
さて、そうした中で会社の先々のことについて話が及ぶことに
そこでかつての自身の失敗談の話をしました。
人材派遣に勤めていた次世代が会社に戻った時のこと
「自身の経験をこの会社で活かしたい」
と相談があり始めたのが新卒者を
一度人材派遣としてサービス業に勤めてもらうことでした。
接客をすることで対人的なスキルが身につき
営業研修に加え、弊社の新たな事業展開として活かせる
もちろんやってみないと分かりません。
新卒予定者に事前に説明し理解を前提に彼の話を許可。
結果は二人の新卒者のうち一人は早々に退職
社員から上がったブーイングの厳しいバッシング。
さてこの時のことを若き後継者に伝えた真意は
既に印刷業が縮小にまっしぐらの状況で
新たな事業の軸を立てなくては立ち行かなくなる
教育もかねて新たな事業を作るキッカケにしたい
未来を創るためのイノベーションとしての経営判断でした。
残念な結果と説明不足もあり、
😡 マルワの進めてきた本来の理念とは違う
こうした厳しい声が社員から一斉に上がりました。
丁寧に説明をする
言い古された言葉ですが、その通りです。
とはいえ
先を見据えて次の手を常に打とうととすると経営側と
今の状況に身を置く社員との思考には大きな差がある
結果が伴わなければ、丁寧に説明をしたところで結果は同じ。
それでも新たな手を打っていく旗振り役は経営の仕事
そんな話をしました。
40代半ばの彼と15年ぶりにこうした話ができるのは実に幸せなものです。
自身が考えた企業理念
人が集い社会に発信する会社
時を経てかつての社員と同じ経営者として
こうしてまた会える自身は幸せ者です。
半年後の再会を約束してのお開き。
自身も新たな進展の報告を彼にできるように
またまた頑張ります。
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