おはようございます。今日は日本印刷技術協会主催の後継者ゼミの講師を務める日です。今回で三回目かなあ。「社員が輝く人材育成」というお題で私が人材育成についてお話をします。
ところで毎回思うのですが、このセミナーの参加企業の受講生の企業規模が半端なく大きいので果たしてどこまで伝わるんだろうかと毎回疑心暗鬼なんです。加えて年代が私とほぼ同世代の方が多い状況で、毎回頭を悩ましています。
そんな事情もあり今年は発表の内容を変えてみます。もちろん当社の人材育成を話していくことに変わりはありませんし、社員自らが作り出したいろんな活動や成果を受講生の方に理解いただこうと思っています。
□前回までと違うのはただ一点。それは「失敗談」です。
以前このブログで取り上げたことがあるのですが、当社の社員と講演に出かけた時に社員が言った感想
➡ いい話はわかるんですけどね。
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➡ 言っている内容は十分に理解できますが
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➡ 何か自慢話に聞こえるんですよね
の一言。
これに似た言葉を、エクスマのエヴァンジェリストコースで講師陣から同じ感想を私が言われたことがあります。
確かに「事例発表」なんで成功した内容を伝えるのですから使命。ただひとつ間違ってしまうと成功事例をならべ過ぎてしまうと
😥 それはお宅の会社だから出来たんでしょ
😥 あなただから実現できたんでしょ
😥 という気持ちになってしまいます。
毎回こうした講義では、受講生の方に参考にそして使っていただける内容を伝えるのは当然なんですが、一方で自身を持って行動できる「後押し」をしていくことも大切な使命だと思うのです。
これを踏まえないとただ単に「自慢話」になってしまうんじゃないかなって、先の講師陣からもそして社員からの感想でも感じた次第です。
□失敗した話だから伝わる
変な表現ですが、ドキュメンタリーでもいろんなドラマでも成功した話や成果した話の家庭には紆余曲折した話が必ずあるモノ。そしてその話に必ず隠れた人間ドラマがあると思うのです。人はその話を聞くことで親近感を覚えるんじゃないかと。
今までこうしたセミナーに呼ばれるとついつい成果を伝えることを中心に話をしてきました。しかし当社は30人足らずの中小企業。成果といっても些細なことなんで。
どうしてそう思ったか。だって
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社員数が250名とか430名とか半端なくでっかい会社ばかりなので規模が違います!!
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そして
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いくら頑張っても、必死になってもたくさん社員がやめて苦労してきました!!!という話をしてきます。では(^^;)
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