この春に新入学児童として小学校に入学した娘さんを持つお母さんから
気になることを聞きました。
入学間もないとはいえ
チャイムがなっても教室に戻らず
授業中に勝手にトイレに立ってしまう児童がいる
というのです。
実はこれと同じことは弊社の専務から聞きました。
法人会青年部が小学校高学年対象に
税の授業に出かけた時のこと。
先の話と全く同じ経験をしてショックだった
というのを思い出したのです。
私の勤めた中学校現場では
今は不登校の生徒さんのための教室が
学校では用意されているそうです。
本来の教室では怯えている生徒さん
その教室に入った途端、
ヘッドフォンで音楽を聴きながらゲームをやり出す生徒がいるというのです。
あれだけ教室で怯えていたのに
注意する先生の前では全く聞く耳を持たない 😡
学校現場では友達とうまくいかない悩みのために
スクールカウンセラーがいます。
そしてこういた不登校の生徒に用意された居場所も
これを都合よく使っているとしか思えない生徒
もちろん不登校は問題行動ではありません。
ただこうした状況を聞くと何かおかしいと思うのです。
頼まれて大学で講義をすることがあります。
つまらない話をしていたらもちろんこちらに問題ですが
全く聞かずに寝ている学生 途中で先を立つ学生
一時間半の講義はドッと疲れます。
社会では新入社員として入社したにも関わらず
退職はともかく、代行業者で退職の意思表示
日本人としてという口幅ったいということではなく
人としての最低限の礼節は時代が変われども同じ
ではないかと
そんなことを思っています。
我慢することが悪?
権利と自由のはき違え?
時代は変わったから?
自分の思考が昭和?
そもそも目くじらを立てるのは
かつての昭和一桁の頑固おやじと同じ?
ふと思い出したのは
権利の主張は構わないが義務をちゃんと果たしなさい…
教員時代に児童や生徒に発した言葉
そんなジレンマを抱えながら出たキーワードが
多様性
こう考えるとなんとも便利な言葉のようです。
でも多様性は、
何でも良し、何でもアリ、というわけではないんですが。
休日の雑感でのブログでした。
コメント
おはよう!全く、同感です。多様性を履き違えている、と。我々ジジィのいよいよ出番のような気がしてます。