お世話になったお客様が退職すると営業から報告がありました。
かつて自分が営業担当をしていた担当者は現在41才
振り返るとその方が新人の頃からお付き合いをしていた関係です。
ここ数年は営業にバトンを渡していましたが
来月早々には退職と聞き早速お邪魔してきました。
久しぶりにお会いしても
以前と変わらぬ気軽に会話のできる間柄です。
年齢的にも次へのステップアップ?
実はそうではなかったのです。
お客様も奥様も九州のご出身。
昨年夏に両方の祖父が相次いで他界されたそうです。
お互いの両親も高齢となり、長男ということでの決断でした。
持ち家もあるのですが、それを売って実家に戻るとか。
介護とまではいかないものの、先を考えての決断
そんな内容でした。
この方だけではなく、自身の周りでもニュース報道でも
そういう話を耳にするようになりました。
その方は生え抜きの社員。
大きな案件をこなしていた方だけに会社にとっても大きな損失です。
コロナ禍でzoomをはじめとするリモートが増えてきました。
シンクタンク系の仕事柄
自宅でもリモートでできない仕事ではありません。
とはいえ、この会社の拠点は中部よりも東ですので
リモートオンリーというわけにもいかない 🙁
という事で退職を選択されたそうです。
会社の支店長もよく存じ上げているので
頭を抱えて抱えて見えるだろうと思います。
しばし昔話に花が咲き、お互いにお世話になりましたと…。
最後に
メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)はまだこれから普及する土地柄です。
ぜひプロポーザルに活かしてください。
と「デザインのお手伝いは遠慮なく」とお伝えしました。
なにせ場所が離れても、リモートで打ち合わせができますから。
新たな場所での武器としてお役に立てるはず。
もちろん信頼できる印刷会社も紹介します
と付け加えて。
以前と違って土地が離れても
仕事の継続のハードルはそれほど高くありません。
こうした関係性だけは大事につなぐ
それができるのは経営者である私ですから。
それにしても仕事に与える影響の大きい介護問題
これからの日本の課題を実感です。
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