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私の事をまだ忘れないで

同じ民主党で別々の訪中団が中国を訪問、なんとも間抜けな話を耳にしました。現幹事長の輿石氏の訪中団の後,同日に鳩山元首相が会談し記者団に調整の有無を聞かれると鳩山氏は「調整の話はせず、半年前から決まっていた・・・」と。
あらためて政権与党のちぐはぐさを感じます。この様子、引退した先代が何かと現業に口出ししている絵に感じませんか。よく中小企業では先代が社長の座を降りて、後継者に渡しても実質の経営権を先代が握っている事があります。どう見ても今回の様子はそれとかぶるなと。
鳩山さんをよく「宇宙人」と揶揄する人がいます。現実にマスコミもそうした表現を彼に使う事が多いですが、あらためてこの例えはうまいなと感じます。
日本人は「気遣い」や「察する」という言葉を重んじて日々生活をしています。相手の気持ちを察して行動する、時には一歩引いて相手の行動を優先する…というのが日本人の美徳と言われてきました。しかし鳩山さんに限って言えばその行動パターンは当たらないような気がします。
特にこのところの政権交代後の一連の政治の低迷は一体誰が巻き起こしたものか…そう考えれば早々表舞台に出ること事態「あり得ない」事。それを平気でやってしまうのは、余程神経が図太いか、全く自身の置かれた立場が理解できていないか・・・。そのどちらかですが、一連の彼の行動を見る限り、少なくとも気遣いがある様に感じません。
企業でも先代が引退し表舞台からとりあえず退場した場合、なるべく後を託した者が目立つようにするのが常とう手段。今回の行動は「私の事をまだ忘れないで」と言っているようなものだと感じませんか。
一介の中小企業の話であればともかく、あくまで国家行為、日本の為を思うのであれば、それこそ日本の為に「察して」欲しいと思うのですが。人の振り見てわがふり直せ・・・いやいやこの場合人のふり見なくても常識です。


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