本日から令和6年度。
新年度が街中にはフレッシュマンが
スーツに身を包んで歩く姿を見かける季節です。
今から43年前、自身もフレッシュマンでした。
社会人のスタートは小学校からスタート。
教育事務所のある隣町の中学校に事例を取りに行き
そこから赴任先の小学校へ
当時は新人であろうといきなり学級担任
新人教育は当然あったものの
慣れながら学びなさいというべテラン先生と同じ扱い
まさに昭和でした。
3年生の担任となったとりはらくん
なんと一ヶ月で喉をつぶしました。
3年生というのはギャングエイジと言われます。
頭が痛くなるようなキンキン声
それに負けずに大きな声で指導する
これに輪をかけて被せるような子供たちの大きな声
のど飴をてんこ盛り舐めながらの日々でした。
ところが、隣の女性の先生のクラスはとっても静かなのです。
理由は子供達が騒ぎ出すと
先生は静かになるまで黙って見守るから
たったそれだけのことですが
若さだけではなく子供たちの指導には
いろんな経験が必要なことを肌で実感しました。
一方で先輩先生に指導されたのは、優先すべき仕事の順序
➡ まずは学校全体の仕事、その次に学年全体
最後にようやく自分のクラス
要するに全体を見る視点を指導されたのです。
ちなみに指導した先輩先生は今のパートナー 😉
時代は変わり、当時と違い教育現場も今は副担任からスタート
一年間は自動車でいう仮免許と同じ
人材教育も手厚く慎重になりました。
それでも実際に仕事をする間に失敗をすることで
学ぶことに方が多いようです。
ちなみに当時大声を出していた自分も
時間を重ねるうちに静かな教室となりました。
Z世代の特徴のひとつに
丁寧な指導を求める というのがあります。
時代を反映して人材教育も手厚くなりました。
一人前ではないのに会社からお金をいただき
教育を受けることができる
これが当たり前と思ったら大間違い
しっかりと学んで力を付けて、
会社に貢献できるようにして欲しいものです。
転職の風潮が当たり前の時代ではありますが
力をつけて転職できるのもこうした教育のお陰
それを忘れずフレッシュマンくん、
今日から充実した日々を送ってください。
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