今から35年前に教職から身を引きました。
小学校から転任し
転勤先の中学校で勤めた4年間。
転任先で最初に担任をしたのが中学校一年生。
まさに自分と同じ小学校から進級した学年です。
小学校から赴任した中学校の先生の印象は
小学校から来た新入生を子供扱いにする 🙁
彼等は小学校で最高学年だったお兄さん、お姉さん
自身は、彼等を立派な大人として対峙していました。
お陰様で充実した中学校の教職でした。
今朝の朝刊にはこの地方の教員の人事異動が掲載。
新任の校長先生は顔写真入りで掲載されています。
その中に懐かしい顔がひとり。
この度教え子が、めでたく校長先生になりました。
ということで、昨日彼とお祝いを兼ねて食事をしました。
中学校での最初のクラスが一年生。その時の教え子です。
両親が理髪店を営んでいた彼。
先生に出会ったから教員になったんです
なんとも嬉しい言葉です。
昔話をしながら、転任先の学校のことなど話に花が咲きました。
教育現場は当時と違い難しい時代となりました。
当時の先生が今の時代ならアウトですよ 😥
仰るとおりです。
たまに教え子たちと飲む機会がありますが
親となった彼等が口をさらえていたのは
遠慮なく指導してほしいという声 🙁
一部の父兄の言動が大きな声となる今の時代は
先生も大変な時代です。
偶然ではありますが、
彼はつい昨日まで、私の近所の小学校で教頭先生を務めていました。
本当に父兄な方もよくしてくださり、温かな学区でした 🙂
これは決してお世辞ではありません。
本当にそういう学区で、ご父兄の方との関係も良好だったと思います。
自身が叶わなかった教職にいまだに現場で活躍してくれている彼。
先生のように子供たちの側に立って頑張ります
と話す姿は頼もしく、
自分ではかなわなかった教職の夢を彼ならやってくれる
そう感じた時間です。
今年は4月1日が月曜日。そして入学式には桜が満開の予感。
新年度らしい暦と季節となりました。
気持ちも新たにスタートできる彼。
益々の活躍を祈るばかりです。
短い期間ではありましたが、
彼等の記憶に残る教員生活だったようです。
改めて幸せ者だと感じつつ、
彼の活躍に刺激を受けて、
自身も新年度へ心新たな気持ちで臨みます。
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