国のグリーン購入法の法律が変わり印刷用紙の再生紙の縛りがなくなりました。
以前は古紙配合率の規定がありました。
年度末の印刷物の需要が多くなる時に
再生紙の紙の調達が難しくなり受注を辞退することさえあったのです。
今回一般紙にも範囲が広がったこともあり、
紙の再生紙問題もひと段落。
となると再生紙に代わる環境配慮はどんな形で関わればいいのか?
カーボンニュートラルという言葉を耳にするものの
中小企業版SBTの取得や
カーボンフットプリントの採用はハードルが高い
またバナナペーパーなどの素材へのこだわりは
名刺はともかく一般的にコストが合わない 🙁
お客様からこうした言葉を聞くことがあります。
実は印刷業界ではさまざまな環境基準を設けています。
例えばFSC認証紙による環境配慮素材の提供
森林資源を守ることを目的として
厳格に管理された森林の木材を使用して作られた紙
のことです。
それとは別に環境を配慮した印刷物と
発信できる認証マークがあります。
印刷工場全体が環境配慮された工場であることを認定する
グリーンプリンティングマーク(GPマーク)。
GPマークとは日本印刷産業連合会(日印産連)が制定した
資材から工程までの総合的環境配慮マークのこと
環境に配慮した環境と素材を使った印刷工場で
印刷したことを証明する環境配慮のマークです
ちなみに日印産連とは大手印刷会社も加盟する
日本の印刷関連の業界団体です。
マルワではこのGPマークを環境王が説明しています。
【環境王】GPマークについて解説します!! (youtube.com)
ぜひご覧くださいませ。
このマークの下にあるB10023という数字は弊社を表す数字
印刷物がどこの環境配慮の印刷会社で制作されたものか分かります。
下記のサイトからわかります。
ちなみにGPマークの付与に費用はかかりません。
先のFSC認証紙も調達を認定された印刷会社のみが
仕入れることができます。
これからの時代に必須といわれる環境配慮の発信
お金をかけずできる環境配慮
身の丈に合った活動が継続できる環境配慮であり
自然にできるSDGsへの関りです。
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