私がマイクに触れると点滴に見えますが、マイクです〜
このつかみから始まり
朝起きて昨日も元気だ医者通い
などのシルバー川柳を一句
若者で埋まった客席を笑わす芸人さん
おばあちゃんという吉本のピン芸人さんです。
詳しくはこちらを
先日新聞でこの記事を見かけ
NHK「Dearにっぽん」
でも取り上げられていました。
71歳で吉本の養成所に入る異例な経歴。
デビューから5年目の76歳で
神保町よしもと漫才劇場ならメンバーに合格。
孫のような芸人と切磋琢磨している様子を見ました。
毎回舞台の最後にありがとうございました
と大きな声で会える時が嬉しい
とおばあちゃん。
その様子を今では主夫として家を支えるご主人が
温かく見守っている映像でした。
学歴は中学校卒。30代半ばで乳がんを患い左胸を全摘する壮絶な体験。
学歴のなかったため47歳で放送大学に入学
がんの経験を生かして
「乳がん手術後の発汗と下着について」という卒業論文をまとめ
日本家政学会で発表
人生休むことなくトライの連続です。
実は今月3月で定年を迎える知人やお客様から
退職のご報告メールがたくさん入ります。
第二の職場で残り5年務めます。
と還暦を迎えた方。
65歳を迎えた同級生からは
トワイライトスクール(放課後学級)で子供たちと触れ合います
まだ次の職場を世話してもらえたので
勤務日数を減らして無理のないように働きます
完全引退します。
等々。
先のおばあちゃんにはそんな
「ぼちぼちやります」や「おやすみ」なんてありません。
➡ ネタを作って毎日舞台に立ち続ける
➡ 孫ほどの年齢の人たちと同じ空間で過ごす
年齢でくくってしまいがちな世の中の風潮にあらがうような生き方
こうして媒体に取り上げられるのも彼女へのご褒美です。
人生100年時代と言います。
お陰様で一線を引く年齢は自分で決めることができる立場。
このところネタに苦労する土日のブログには
こうした年齢に関することが増えました。
とは言いながらまだまだ現役 😉
先輩おばあちゃんの活躍に触発される単純な自分です。
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