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縮む市場だから時代あわせて前向きに

SDGs

ひな人形が怖いというお客さんの一声で

丸っこい輪郭につぶらな瞳の赤ちゃん顔

 

東京の人形の企画制作会社ふらここの原英洋さん

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人形師を両親に持つ原さんの話が

今朝の日経新聞の春秋のお題

 

当時職人からは「迎合するのか」の大反対

 

という事で新たな会社を起こし売り上げを伸ばしてきたとか

 

さて今日は3月3日雛祭り

お題は自然と先日発表された過去最小の出生者数に話が及びます。

 

新たな視点での創作もシュリンクする環境下で

いかにして新たなビジネスモデルを作るのか

 

時代と共に変化をしていくことが企業の成長

 

とはいえ人口減少というかつて経験のない課題にいかにむきあうか?

 

さて印刷業界も同じような状況です。

 

かつては多くの印刷物をいかに効率よく安定した品質で

そして安く提供するか?

 

しかしデジタル化とアフターコロナで

極力紙媒体は減らす方向に

 

安価に安く大量に仕入れるものから

小ロットでも構わないから

特徴のある素材を使い差別化していくか

 

将来紙は貴重品になる

これがマルワの社員が考えた将来の印刷物

 

ということでそのキーワードの一つが環境配慮の素材

 

マルワでよく紹介する二種類のバナナペーパー

 

回収された布製品の繊維を配合した

サーキュラーコットンペーパー

 

これらの素材は決して安くはありません。

 

しかし名刺や小ロットでなら価格に大きく反映される訳ではありません。

 

大事なのはそうした素材を使う意図をしっかり伝える姿勢

 

SDGsが叫ばれるようになり

こうした素材にも関心が持たれるようになりました。

 

お陰様で環境配慮の素材の相談を数多くいただきます。

 

せっかくならただ素材を使うだけではなく

その素材に対する思いや企業としての姿勢を伝えませんか。

ご相談いただく際に必ずお話をさせていただく内容です。

 

少しでも多くの人に伝えたい…

かつてはその役割が紙媒体でした。

 

企業の姿勢とそれを共感いただけるお客様への狭く深いメッセージ

 

昨今の持続可能な社会の実現を目指す際の企業の発信です。

 

少ロットでも良いので

素材にこだわるのが印刷産業の形のひとつかもしれません。

 

ひな人形は時代に合わせて変化してきました。

 

印刷業界も縮む市場に対し

知恵を絞り前向きになる時です。


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