名古屋は雪

写真は当社の前の公園です･･･と言われなければわからないほど今朝の名古屋は久々の大雪です。自宅を出て会社までの間の運転も緊張の連続。自身の運転もそうですが、周りの車も心もとない様子ですので、いつぶつかるとも限りません。大変な思いをしている雪国の人から見れば些細なこの雪が都会ではパニックになってしまいます。
小学校に勤めていた時、雪は子供たちにとってご褒美でした。小学校の場合時間割は比較的自由ですので、時間割を組み替えて運動場で雪合戦をした覚えがあります。雪国の人にとってはうっうしいこの雪も都会に住む子供たちにとってはご褒美ですから。
今朝の新聞を読むと、そんな雪かきに若者がボランティアとして参加するという記事を目にしました。「雪を見るとワクワクします」と朝礼での社員の言葉。浜松出身の彼にとっては今朝の駐車場の雪かきも新鮮だったようです。そうした若者が結局ボランティアとして参加する者も多いと思います。
通常はこの時間にはやんでしまう雪ですが、いまだに多く降っています。おそらく終日このあたりは物流を含めて大混乱になるでしょう。
どんなに完璧なシステムであっても結局自然には勝てません。今日は営業も無理をせず社内で仕事。普段時間に追われている彼らにとって、実務を行ういい時間です。自然には勝てないなら、あきらめて別の事に時間を使う･･･潔く仕事を変更できる良い一日です。何事も良い解釈をして、当社の営業は本日はじっくりと社内業務。
ところで朝から駐車場の雪かきをするだけで息が上がってしまいました。こんなことを雪国の人は毎日しているのですね。特にいま雪国は大変な状況。こんなのんきなことを言って入れるのも、われわれの地域だからこそ。ワクワクなんて不謹慎な言葉は雪国の人に叱られてしまいます。
雪…同じものを見てもこれだけ地方によって感覚が違ってしまいます。日本列島の長さ、環境の違いをあらためて今朝は実感しました。

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