上京するたびにお会いする先輩経営者がいます。
業界を外部から長く見守ってきたその方。
上京するたびにお時間をとっていただき意見交換しています。
アフターコロナとなってもなかなか我々の業界に光は見えてきません。
紙媒体は減少の一途。
それでも紙は無くならない 😥
と我々業界の多くの人が口にする言葉
たしかにそうではありますが
我々の規模の会社では
印刷だけで経営ができるほど甘くはありません。
さて、今回も話が進むうちに
今ある仕事は果たして5年先、10年先あるだろうか?
それを冷静な目で見て判断しなくてはならない
そんな話になりました。
冷静に見ればこの仕事はなくなる
分かっていても
仕事があるうちは、その仕事はまだまだ需要がある
と、ついつい希望的観測をとってしまいがち。
しかし仕事がある間に、もしその仕事がなくなったとしたら
事実、医薬品などの製品と同梱されている説明書(添付文書)は
2021年8月から電子化
この印刷に関わっていた同業他社は
大きな打撃をこうむりました。
➡ いま仕事をいただいているお客様に
代わりに何をもって必要としてもらうか?
➡ その需要がなくなったら、
違うお客様に何をアプローチするか?
それを常に頭に置いておかないといけないなと。
いまこそ本腰を上げる時です。
今日まで開催中の業界の展示会Page2024
メーカーだけではなく多くの会社さんが
自社の商材やサービスを展示していました。
中には会社同士がコラボしての企画展示も
四国高知のニヨド印刷さんは、本山印刷さんとコラボ
ペーパーメッセージでペーパーアイテムを発信
ニヨド印刷 御庄康隆社長と↓↓↓↓↓
同じ名古屋のムラセ印刷さんは、和紙の印刷を出展
女性スタッフ二人が頑張っていました。
立ち止まっていたら衰退の一途
どの会社さんメーカーさんももがいている
そんな印象でした。
マルワも長く培ってきたものがあります。
➡ 環境配慮の活動
素材となるバナナペーパーやサーキュラーコットンペーパー
環境配慮を後押しするノーカーボンプリントのSBT
➡ CSRの一環としての情報保障のメディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)
どれも時間をかけて育ててきた理念を基本としたソフトです。
すぐに新たなビジネスが出来上がる訳ではありません。
なかなか形にできないものの
こうしたアプローチで
他業種の方とのご縁もたくさんできました。
将来の柱を今から育てる
業態変革待ったなしです。
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