阿倍サダヲさん演じる主人公が昭和61年から
現代へタイムスリップするドラマが話題になっています。
と言うか、実は僕もハマっています。
昭和61年といえば自分は当時28歳。
教育現場に身を置いておりました。
職員室の自分の机でタバコを吸うのは当たり前。
分煙や受動喫煙なんて言葉はありませんでした。
ドラマでも阿倍さん演じる主人公が
市バスでタバコを吸ったり(流石にそれはなかったけど)
令和にタイムスリップして
活躍する女性に
男顔負けだなって言ったり 😀
育休明けの社員が仕事で頑張りたいのに
早く返そうとする上司におかしいとズバリ言ったり 😡
コンプライアンスを気にするディレクターに
こんなの面白くないよ 🙂
と言ったり
普段なんだかなぁ 😥
と昭和生まれの自分のモヤモヤを
脚本の宮藤官九郎さんが見事に描いています。
働き方改革という名のもとで
➡ 上司も理解のある言葉を口にする
➡ 世間の風潮も差し障りのない聞こえの良い言葉が飛び交う
こうした上部だけの優しさと感じてしまうのは
自分が古いからだろうか。
そんな気持ちを代弁してくれるこのドラマ。
主人公の阿部サダヲさんの人選は見事にはまっています。
昨日まで職長教育をしていました。
話題になったのは部下とのコミュニケーション
どうやって声をかけたらよいのか
少し厳しい指導をすると辞めてしまう
上席という立場をもらっても全然嬉しくない…
こんな会話を耳にしました。
うわべだけの優しさを感じ
これっておかしくない??
実は今の若い人の中にもそういう人はいます。
正しいことはを言ったかではなく、誰が言ったか。
部下とのコミュニケーションでの研修ではよく聞く言葉です。
もちろん正しいことだとしても時代にマッチしないのであれば
言葉の表現を変える必要はあります。
ただし誰が言ったかがマスト
その為には日頃からコミュニケーションに心がけ
➡ 分かりやすい言葉のキャッチボールを増やすこと
➡ 挨拶や、声掛け、上席者ほど意識することだと…。
そんな話を昨日もしました。
ちなみにこのドラマ、ネット上では話題になり
冬ドラマでは異例の視聴率だとか。
その理由は、おかしいと感じている人たちの共感か。
堅苦しい世相なので
せめてドラマで宮藤官九郎さんのメッセージを
阿部サダヲさんに代弁してもらいますか。
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