本日より明日まで職長教育の講義を務めます。
昨年4月より労働安全衛生法で
我々の業界にも義務付けられました。
職長とは
職長やその場の現場で直接指導する人のことを言います。
そもそも職長なんていう言葉は印刷業界にはありません。
昨年の3月に大阪の中災防(中央労働災害防止協会)で二日間受講。
それを元に業界向けに講師を務めることに。
ところが元々印刷業界には無縁だっただけに
テキストは鉄鋼や建設の現場のものばかり
中には聞いたこともないような言葉があります。
それを印刷現場に近い形に翻訳
今回の研修の受講生の参加は現場の役席者
いつも動き回ることが多いだけに
ジッと講義を聞き続ける 🙁
という二日間の各6時間というのは
とんでもなく長い時間なはずです。
こうした講義をする際に心がけるのは
なぜこの講義をするのか?
といった日頃身を置く職場との関係性
従って一般的な総花的な内容ではピンときません。
それを日々の実際の仕事に要約し伝えることです。
身近に感じることに人は興味を持ちます。
そしてもう一つ大事なのはワークショップ。
ワークショップの内容には決められたストーリーがあります。
大事なのはこのワークが
自身の問題として受け止めてもらうこと
せっかく同業の現場の方が集まる機会です。
このワークを通して
普段の自身の悩みや現場の情報交換の時間にする
そうした内容であれば
二日間受講した意味もあり
学んだという充実感もあります。
正しいことをただ型通り伝える
それだけでは人は興味がないもの受け取れません。
興味を持つから前向きな姿勢になるのです。
さて、半年前に大いに盛り上がったこの研修。
大事なのは今回の2回目。
ここでしっかりとした研修時間を作ることができればOK。
受講生だけではなく、自身にとっても大切な時間です。
それにしてもすっかり記憶から抜けていました。
必死に復習し臨みます。
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