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人の評価は人生を全うした時にわかる

SDGs

記録に残る人と記憶に残る人がいます。

 

長く異業種交流でお世話になった先輩のお別れの会がありました。

 

現役の会を卒業すると希望者には卒業生が集う会があります。

 

先輩は現役の時から会を愛し

多くの後輩に声をかけられた方

 

OB会でも同様に振る舞われた方です。

 

昨年他界され家族葬ではあったものの

会として見送りたいという声が多かったようです

 

ご家族は最初固辞をされたそうですが

関係者の方の尽力もあり開催することができました。

 

御仏前に手を合わせに行くことができず

寂しい思いをしておりました。

 

幸い開催日が他の会と重なることがなく

ありがたく参加させていただきました。

 

たくさんの方が出席をされ故人を偲びました。

 

厳しいことを言いながらも叱咤激励

わたしも褒めていただき、一方で厳しい言葉もいただきました。

 

いつも地味に活動やされている方にも声をかける心遣い

 

偲ぶ会には奥様や娘さん、お孫さんまで出席をされ

故人への感想を嬉しそうに聞かれていました。

 

おそらく故人も喜んでいると思います。

 

現役時代に数々の功績を残された方をたくさん知っています。

 

ところが長くその地位を務めたり

多くの後輩のご意見番となった場合

知らない間に公私混同の意見や自身の意見を押し通す

 

そうした先輩をたくさん見てきました。

 

それだけに会には所属しながら

自分の息子世代の方にも愛される先輩は

やはり特別なのかもしれません。

 

肩書きを取ればただの人

 

分かっていながら

自身の意見を押し通し気づかぬ間に公私混同をする

 

今回のお別れの会に接し、改めてそうであってはいけない

と、意を強くしました。

 

事業継承は何も会社ないのことだけではなく

自身が外部で所属する会でも同じことだと思います。

 

記憶に残る人

まさに先輩のような人は稀な存在

 

会社が主催するお別れの会ではなく

見送りたいと仲間が集まっての企画

 

こうした見送られ方をする方は今後も出ないのでは…

 

人の評価は人生を全うした時にわかる

良い時間を過ごすことができました。

 

準備をいただいた係の方にも感謝です。

 

改めてですが

持続可能とは必要とされること

 

厳しい中にも温かく見守る

そう振る舞うことがこれからの自身の役目ではないかと…

 

そして会でも会社でもそれがバトンをスムーズに渡す一歩ではないかと。

 

ところで一昨日は開始前は大変な雨でした。

 

係の方へ送ったのお礼のメールに対する返信には

昨晩は大降りの雨でしたが、

霊魂は雨とともに降りてくるという

話を聞いたことがあります。

 

その話が本当であれば先輩は派手に登場しましたね。

これからも、きっときっと皆さんの胸に深く刻まれていくことでしょうね。

 

A先輩、ありがとうございました。合掌


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