愛知県が進める
認知症の人にやさしい企業連携事業共創ワーキング
にこの二年間参加してきました。
認知症の方々の普段の様子をご家族から聞いたり
当事者の方がどんなことに困っているのか
実際に同席して感じたことから
どういう社会を作っていけるのか?
どんな商品開発ができるのか?
を議論をしていく場です。
一昨日はそのまとめのセッション。
実際に企業の方が認知症の当事者と交流してできた
商材やサービスを披露し
当事者の方々の感想を聞く場です。
➡ 化粧品メーカーのサービスでは
ドラッグストアとコラボしたお化粧体験
😀 認知症の方が化粧をすることで表情がぱっと明るくなる
認知症の奥様と一緒にご主人も化粧の初体験
それを受けてアパレル企業からは
➡ 使う方にとって取り出しやすく、しまいやすい化粧品ポーチの考案
➡ 豊橋鉄道では市電に乗って街をプチ旅行
市電に乗って街を歩きみんなと会食し買い物をする
😀 参加した当事者ご夫婦からは
初体験や久しぶりの旅行を楽しい時間でした。
それを受けて、事業者はこうした企画もサービスになる
暗中模索のスタートでしたがこうして事業者による企画が実現しました。
会を重ねる間に認知症の人が笑顔になる時間。
こうした企画で幸せな空間になる社会実験は珍しいのです。
認知症の症状は人それぞれ
二年の間に見る見る間に症状が進行される方もいます。
メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)の観点で
認知症の方に役立つことはないか…
当事者の方の症状は多様です。
ただ高齢者の方への配慮と非常に似ている印象です。
例えばお化粧のサービスにでの報告では
伝える際には
シンプル、繰り返し、リズムよく
を心がけたといいます。
これは高齢者の方が
・長い文章を呼んで理解するのが難しい
・新しい言葉や外来語がわからない
・とっさの判断がしにくい
・新しい情報デバイスを使いこなせない
に似ています。
2025年には認知症高齢者の数は700万人に達するとか…。
SDGsにあるだれ一人取り残さない
情報保障を生業とする印刷業
メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)の役割は
SDGsへの関りの大きな一つです。
ちなみに先の報告会があります。
ご興味ありましたら是非ご参加を…。
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