JR東海とJR西日本は年末年始に続き
ゴールデンウィークものぞみを全車指定席にするとか。
これによりホーム上の混乱を避けることができるそうです。
名古屋東京間の新幹線を毎月のように利用しています。
ひかりを利用することはたまにありますが、
こだまの利用は滅多にありません。
こだまの駅を通過するとき車窓から見るホームの景色は
閑散としている
そんなイメージでした。
さて、昨日静岡出張でこだまを利用しました。
停車するごとに通過待ちの時間。
閑散と思ったホームには
意外にたくさんの人が乗り降りしていました。
一時間に2本程度の停車本数。
実は開業当初以降にできた駅はそれなりの理由があります。
例えば
〇名古屋駅のお隣の三河安城駅は自動関連の集積地
〇静岡のお隣の新富士駅は製紙メーカー
ビジネスマンにとって必要だからできた駅
つまり地元経済を支えるためだと容易に想像がつきます。
今朝の中日新聞には地元名古屋鉄道が
鉄道維持へ待遇改善とありました。
公共交通機関は地元のインフラを支えるベース。
鉄道からバス輸送への切り替えが多い中で
鉄道を維持していく姿勢は
企業イメージを後押しすることとなります。
企業収益を上げていくのが経営の使命。
しかし以前と違って人口減少の中では
収益だけを着目するだけでは立ちいかないようです。
ところで我々のような中小企業は
こうした大きなインパクトを与えることはできません。
だから身の丈に合った行動です。
弊社では毎朝の公園清掃での地域へのお役立ち
→お陰で地元の子供会による公園清掃は無くなりました。
中学生から大学生までのインターンシップの受け入れ
→明日を担う社会人のキャリア形成のお手伝い
どれも収益にはなりません。
上記の2つは四半世紀にわたって実践しています。
長く続けることで取り組みが認知される…
SDGsなんて難しいことではありません。
ただやれることを地道に…そして
やっていることを発信する
これが大切です。
どんなにいいことも知ってもらわなければ意味がない
ですから。
満席でなないものの半数以上の座席がうまっていたこだま号
懐かしい各駅停車の感覚になった時間でした。
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