おはようございます。名古屋で印刷会社を経営している鳥原です。当社のようなこじんまりした会社でも多くの機材が社内にあります。従って多くの仕入れをします。特に印刷関係は溶剤やインキ、トナーなどの多くの副材料を使う会社です。
取引先も多く一方で多くの会社からの売り込みもあります。今日はそんな取引会社について書いてみようと思います。
「ところであの会社の営業がよく来社するけど取引しない理由は」
と現場の社員に聞くことがあります。それに対する答えは
「私たちが使いたいものじゃなくって売りたいものを持ってくる」
「当社は環境配慮工場。いくら良くても環境配慮がないものは使えません。当社の事情をよくわかっていなですよね」
という答えでした。
□売る側と買う側の思想の違い
答えを聞いて「なるほど」と思った私。たしかに
どんなにいいものでも
どんなに安くても
どんなに値打ちでも
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「要らないものは買わない」
ということ。買う側にとってはとっても自然なことだなって思うのです。
ところが、こんな簡単なことが売る側になってしまうと発する言葉は
「お値打ちですよ」
「早くできます」
「品質いいですよ」
という言葉。いやいや品質いいですよって言われても
「品質がいいのは当たり前ですから」
「そもそも必要以上に高いものは買いませんから」
□自社に置き換えた時にこんなことをやってないかって
印刷は印刷通販に仕事が流れています。これは残念ですが現実です。よほど特殊なことをしていない限り「印刷お願いします」というお客様が増えることはありません。であればお客様が「して欲しい」ことって何かなって。
このところ「会社見学」に力を入れています。お客様に足を運んでもらって、当社の仕事だけじゃなくって社員の様子を見て、当社の商材を目にしてもらってお客様に「気づいてもらおう」って。
面白いことに仕事が発生するんです。そして想定通り「印刷だけ」の仕事ではないんです。印刷があっても「企画」から発生するんです。結局「印刷を」ではなくて「印刷も」じゃないとダメなんだなって。
「印刷もできます」じゃあ、「マルワさんって得意なものは」と聞かれて
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「お客様お困り解決業」・・・弱いなぁ。
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暫くトップとして大きな課題になりそうです。
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