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不思議な行政サービス

会社の書類を取得のために住民票が必要となり、久々に訪れた区役所。入っていきなり風景が違うことに驚きました。一体どこが?実は椅子が窓口に向かって整然と置かれその向こうに番号札をとるタッチパネルが。
どうやらこの発券機、発券票を取り出してその番号を呼び出されてから受け付けが開始…。要は銀行にある受付用の発券機と同じものです。
以前は必要事項を記入して窓口に並んで受付をしていけば、後は番号札をもらって呼び出されるのを待つだけでした。
ところが今回は発券機から並んで待つのと発券票を取って呼ばれてから受付するのと、いったいどれだけの違いがあるのか私には理解できません。
そもそもこの発券機がどれだけの効果があるかいささか疑問ですし、実際はともかく時間が長くなった感覚となり、利用する我々にとってはなんとも使いずらくなったと思います。
あくまで想像ですが、窓口のシステム変更の為に今回の発券機が設置されたのでは…。ふと見ると気のせいか窓口の職員の数が増えているような気もします。ひょっとすると窓口のシステムが変更される事で使いづらくなったのをカモフラージュするためにこうした発券システムを置いたのかと妙に勘ぐってしました。
よく「税金の無駄使い」と言われます。いろいろな報道で我々の知らない部分の無駄遣いが取り上げられますが、これこそ私には無駄使いだと思うのですが…。
こうした新しい試み、顧客サービスの一環として我々の仕事でも良くありますが、ひょっとして自分たちだけが自己満足をして意外にお客様に届いていないなんてことはないかな…と思った次第です。
人のふり見てわがふり直せ…今回の事をこの言葉と一緒にしてはいけませんが、それでもいや本当に、利用する我々に便利になったという感覚が全くありません。
「行政サービスの向上」よく目にする言葉ですが、この言葉本当に理解しているのだろうか。ふと受付を待ちながら以前よりも心なしか増えたと感じる窓口の人の多さに目をやっていました。何とも「不思議な行政サービス」です。
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