おはようございます。名古屋で印刷会社を経営している鳥原です。だんだんこのフレーズ飽きてきました。そろそろ何かに変更した方がいいなって…。
先日同業者の創立50周年記念で辛坊治郎さんの講演を聴く機会がありました。その講演でなるほどと思ったことがあります。印刷会社への講演ですので、我々に元気を出す意味もあるんでしょうが
「紙にきちんと印刷されたものが信頼できる」
というお話です。
□タイトルだけで判断してしまう今のネットニュース
新聞社は同時に電子版というのを出しています。記事を書くとすぐにネットにアップするのが今の時代。詳しいことは知らないんですが、ネットにタイトルがアップされ、それをクリックしていく事でその記事に対して課金されるというのです。
と・・・どうなるか。お分かりですよね。人目を惹くタイトルを記者は付けることになるんです。ちょっとでも見てもらおうと過激なタイトルを。辛坊さんの場合はこんな記事見出しがあったのを覚えていますか。
「ヨットで太平洋横断」再挑戦へ 引退を示唆.
昨年12月23日の事です。出版記念サイン会で示唆したという記事です。なんでこんな記事が出たのか詳細は省きますが、ちょうどこのころ参議院選挙に出馬するかどうかを言われていた時。そんな時に出たネットニュースです。
記者は何とか面白い記事が欲しいから、言葉を切り取って発信しちゃったというのが事の真相。
□活字になった途端にきちんとチェックが入る
この世にはいろいろな本が出版されています。世の中に流通するときに表紙のタイトルと奥付(最終ページに発刊日や著書名があるところ)のタイトルがたとえ一字、句点がなくても流通しないってご存知でしょうか。
それだけ印刷物になったものは言葉に責任を持っているということなんです。残念ながら新聞の購読数は年々減少しています。この流れは止まらないだろうと思いますが、少なくとも文字にかかわるものは言葉を大切にしたいなって思います。
これからの時代はSNSだと思って疑わない私ですが、
今日はあえて
紙に印刷をする言葉の重み
を語ってみました。皆さん、新聞読んでくださいね。だっていまも「新聞に掲載されました!!!」ってフェイスブックで発信するんですから。やっぱりうれしいものです。
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今日の写真は適当なものがないので
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つまらくて…すみません(^^;)
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