先日同業者からこんな電話がありました。
統合報告書の製作書の見積もりの条件に
CUDへの配慮と認証マークの付与が条件となっています。
相談に乗ってください。
CUDはカラーユニバーサルデザイン
色についての配慮を言います。
男性の20人に一人、女性の500人に一人が
色の識別に苦労をしていると言われます。
このブログで取り上げる
メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)
MUDは色に加えて文字や編集の体裁まで配慮
いずれも内容のわかりやすさもさることながら
読みやすさへの配慮です。
一方、他県の知り合いからは、行政に説明するために
MUDの資料が欲しいとの連絡が。
特に高齢者への配慮についての資料が欲しいと。
行政も公的な企業も情報の多様性への配慮
が求められるようになりました。
障がい者差別解消法という法律があります。
行政を中心とした努力義務が、
来年4月からは全ての事業者に義務告げられます。
先日のメッセナゴヤでは下記の大きなリンゴをマークに
先の法律のことを壁面に
やはり関心が高く、多くの方に話を聞いていただきました。
➡ 色の配慮を優先してデザインが損なわれてはいけないこと
➡ 読みやすいと言われるUDフォント
→しかしこれを多用することで読みにくくなること
➡ 昨今の新たな言葉が高齢者には伝わりづらいこと
➡ イラストやピクトを使用することで読みやすくなること
等々のお話をさせていただきました。
先の法律の認知はまだまだですが、
それでもコロナ前と違う関心の高さ。
それだけ伝えることに関心が高いこと
伝わることが差別化やサービスになること
の表れかと…。
色弱者のシミュレーションアプリや
UDフォントの一部は無料で手に入れることができます。
とはいえ、それを多用しても見やすいとは限らないのです。
MUDには下記の認定を付与する検定があります。
アドバイザーはMUDの概念を
ディレクターは配慮したものが伝わるかのチェックができるスキルを
マルワはほぼ全員がアドバイザー資格を
2名のディレクターがいます。
遠慮なくご相談くださいませ。
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